江東区障害福祉部障害者施策課は、2020年1月から2021年3月にかけて3会場にわたり開催していた「kotoハートフルアート展」を、自宅にいながら体験できる「バーチャル展覧会」として、5月15日~9月30日まで開催することを発表しました。
「kotoハートフルアート展 バーチャル展覧会」とは?
「kotoハートフルアート展」について
「kotoハートフルアート展」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が「スポーツと文化の祭典」であることから、文化・芸術活動を通して大会に参加し、オリンピック・パラリンピックを盛り上げることを目的として実施された展覧会です。
江東区内在住・在勤・在学の障害がある方が制作した絵画や書道、ちぎり絵など220点の作品を豊洲文化センターを皮切りに3つの地域展覧会に分けて展示し、入選作品の表彰が行われました。
「バーチャル展覧会」について
「バーチャル展覧会」は、地域展覧会の入選作品と来場者により投票された「みんなのいいね!賞」で投票数の多かった作品、あわせて50作品を仮想空間内で自由に鑑賞できる、次世代型VRアプリ「XANA」を活用したVR展覧会です。
アプリ内では、時間や場所に捉われないオンラインの利便性に加え、VR空間で展示作品や展覧会場を再現し、アート展を体感することができます。
来場者は動物のアバターとなり、空間内を自由に周遊しながらアート作品を鑑賞できる他、江東区長の挨拶や審査員の講評を音声で聞くことができる等、VRならではのリアルなアート作品展が表現されています。
「バーチャル展覧会」は若い世代だけでなく、幅広い層にもアートに触れてもらえるようスマートフォンはもちろんのこと、PCやタブレット等複数のデバイスで体験することができます。
展覧会概要
開催期間:2021年5月15日(土)~9月30日(木)
入場方法:江東区ホームページより、無料アプリをダウンロード
公開中のアプリ:Android版・Windows版
近日公開予定のアプリ:iPhone版・Mac版
「XANA」について
XANA(ザナ)は、ニューヨークやドバイを中心に8カ国に拠点を持つNOBORDERZ(ノーボーダーズ)グループにより開発されたVR、モバイル、PCに対応した世界初のブロックチェーン技術に基づくメタバーズです。
これまでに世界のeスポーツ大会や国内外で知られているDJイベント等が開催されており、ポストコロナ時代における新しいビジネスソリューションとして世界的に注目されています。
サービス名:XANA
開発元:NOBORDERZ
まとめ
現実の展覧会では実現できない体験が可能なVRプラットフォームで、新たなアート展覧会が体験できます。
サイトに優秀作品を掲載・解説をつけるのではなく、VR美術館に作品を展示し、会場を自由に歩き回りながら、作品を鑑賞することができ、美術展に来ているような雰囲気が味わえます。
遠くからだんだんと近づき、タイトルと合わせて作品を見た時の感動など、VRならではの体験ができるVR展覧会、おうち時間にもぴったりですね。
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