ARゲーム開発を手掛けるGraffity株式会社は2021年3月18日(木)、新たなARシューティングゲーム「Leap Trigger」を、米国にて正式リリースしたことを発表しました。
「Leap Trigger」米国にて正式リリース
今回アメリカにて正式リリースされた「Leap Trigger」は、ARシューティングバトル「ペチャバト」などを提供しているGraffity社が開発した、ARシューティングゲームの新作で、昨年12月からアメリカの「Kickstarter」にてクラウドファンディングが実施されていました。
ARで出現するモンスターと一緒にバトル
本作は、プレイヤー自身がチャンピオンと呼ばれるヒーローになり、バディと呼ばれるモンスターと一緒に戦っていくARシューティングゲームです。
チャンピオンとバディはそれぞれ特殊なアビリティを持っており、1人のチャンピオンにつき3体のバディを組み合わせてバトルが行われます。
他プレイヤーと対面して対戦できるだけでなく、オンライン上で対戦することも可能なため、世界中のプレイヤーと時や場所を選ばずバトルすることができます。
フィールド上で動きながらリアルに汗をかきつつスマホ画面上でのAR体験が楽しめる、斬新なARシューティングがプレイできるゲームとなっています。
AR市場の拡大が期待される中でのリリースへ
IDCの調査によると、AR/VR市場規模は2019年の168億USDに対し、
・2023年には1,600億USD
・年平均成長率78.3%
という高い成長率が見込まれており、日本国内においても2016年から2020年には、15倍の2,111億円に成長すると予測されています。
このような市場成長が見込まれる環境下において、まず「Leap Trigger」のβ版が期間限定で提供されており、それによると
・Day1で約40%
・Day7でも約20%
という高いリテンションレートを獲得しています。
これは、モバイルゲーム平均の「Day1で30%、Day7で8%」という数値より大幅に高い結果となっており、本作を体験したOculus, Inc.の共同創業者・Palmer Luckeyさんは、
『「Leap Trigger」のように、実際にARという次世代の仕組みを使用するゲームやアプリにはとても期待しています』
とコメントしています。
まとめ
Graffity社の新作ARシューティングゲーム「Leap Trigger」が、アメリカにて正式リリースされました。
本作は約1年の開発期間を経てついにリリースされたもので、昨年12月からはアメリカの「Kickstarter」にてクラウドファンディングが実施されていました。
プレイヤーはARで表示されるモンスターたちと共に、ARモンスターや他プレイイヤーたちとバトルができます。
アメリカではβ版の提供期間から大好評だったということで、正式リリース後の展開もどうなっていくのでしょうか。
日本でもリリースされることが期待できそうです。
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