VR初期の大ヒットゾンビアクションゲーム「Arizona Sunshine」で知られるVertigoGamesが、新興VRゲームスタジオAnotherwayと新作リリースに関して提携契約を締結したことを発表しました。
「Unplugged: AirGuitar」と呼ばれるOculusQuest用の新タイトルは、Questのハンドトラッキング機能を活用した音楽ゲームで2021年にリリースされる予定です。
コントローラー無用でギター体験ができる「Unplugged: AirGuitar」
VRリズムゲームの中には既に「Rock Band VR」のように、楽器を弾いた経験が乏しくてもロックスター体験ができるものがあります。
しかし、これらのタイトルはいずれもプレイするときにギター型コントローラーが別途必要になるのが難点でした。
ロックファンが空想のステージでロックスターになるのはほとんどの場合、好きな音楽をかけながらエアギターをかき鳴らすときだからです。
「Unplugged: AirGuitar」はリアルコントローラーを排してハンドトラッキング機能を活用することで、そんなロックファンの妄想を現実化させる作品となっています。
公開されたティザー動画では飛んでくるバーに合わせてVR空間のギターに指を這わせ、上手く演奏できれば歓声が、失敗するとブーイングと共にものが投げ込まれる様子が確認できます。
VertigoGamesが新興VRゲームスタジオAnotherwayと提携
今年の初め頃、Anotherwayは「Unplugged: AirGuitar」の詳細について初めて明らかにし、
・The ElectricAlleyによるSearchingfor theTruth
・TenaciousDによるRoadie
をフィーチャーした動画をこれまでに公開しています。
一連の情報発信はすぐにVRゲーム業界で話題となり、コンテンツ製作者やゲームスタジオの関心を集めました。
実際、今回の提携に関してVertigoGamesは
プレイヤーからクリエイターまで、VRコミュニティの多くの人と同じように、魅力的なライブギグの雰囲気、80年代の音楽ファンジンアートスタイル、今年初めにオンラインで流通した最初のUnplugged ゲームプレイティーザーで示された革新的なエアギターゲームプレイに感銘を受けました。
という声明を発表しています。
現在のところ、「Unplugged」は2021年の第3四半期にQuest用ゲームとして発売される予定です。
まとめ
中学生や高校生の時に、文化祭のステージでギターテクを披露して全校生徒が大興奮という妄想をしたことはありませんか?
今回発表された「Unplugged: AirGuitar」では、ハンドトラッキングを利用したエアギターでそんな妄想をリアルに体験することが可能です。
ティザー動画を見たところ正確な運指は必要とされていないように思われますが、ハンドトラッキングでも再現できそうな
・チョーキング
・タッピング
・アーミング
といったテクニックもあれば本格志向のプレイヤーも満足できるのではないでしょうか。
リリースに向けて情報解禁に注目していきたいですね。
参考:Vertigo Games To Publish Air Guitar Game Unplugged In 2021[VR Focus]
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