東京医療保健大学が、silvereye株式会社の展開するVRヘルスケアソリューション「RehaVR」で、ANAホールディングスが共同展開するVRコンテンツの効果や有効性を検証することが発表されました。


「RehaVR」とは

「RehaVR」は、silvereye株式会社が展開するVRリハビリキットで、東京医療保健大学の医療保健学部医療情報学科・今泉一哉教授が開発・効果検証に携わっています。

利用者はVRゴーグルを付けてエアロバイクなどのペダルを漕ぎ、各地の観光都市や自然の景色などの360度動画を見ながら、散歩運動を行えます。

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“足こぎ”運動で疑似旅行を

“平成25年度 東京都福祉保健基礎調査「障害者の生活実態」”によると、本サービスの対象である身体に障害を持つ人たちが、障害を理由にあきらめたり妥協したりしたことのうち「旅行や遠距離の外出」が最も多い39.9%を占めているという実態があります。

「RehaVR」では足こぎのトレーニングでリハビリを行うと同時に、各地の景色を見ることができる「旅行や遠距離」の疑似旅行ができるため、利用者からは

「筋力低下を防ぐためのリハビリトレーニングは長時間で単調だが、RehaVRを使うと楽しく行える」

といった好評の声が寄せられています。

現在は全国13施設で160個のコンテンツが提供されており、今後もさらなる拡大が見込まれています。



ANAの協力で空港が拠点の旅行映像が登場

そんな「RehaVR」に今回、航空大手・ANAの協力によるコンテンツが登場しました。

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この映像は「空港から始まる想い出の空想旅」をテーマにしており、各空港を起点とした360度パノラマ観光映像が企画制作されています。

このコンテンツは、同サービスの利用者にプレミアムコンテンツとして提供されていきます。

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昨今は特にコロナ禍の影響で外出を控える高齢者やリハビリ患者が増加傾向にあり、リハビリと疑似旅行が同時に行えるソリューションの需要はさらに増大していくことが予想されています。

このサービスはそういった背景から開発されており、ANAが開発に加わることで

「空港から始まる」

いう物語性を付加することが可能になっています。

このことから、利用者の感情移入や没入感がより一層高まることが期待されています。

今回のコンテンツについても、トレーニングの効果や影響範囲を継続的に検証してきた今泉一哉教授が効果検証を行っていきます。

また今後は、長時間の着座による下肢の血行動態がもたらす旅行者血栓症(エコノミークラス症候群)に対するRehaVRの有効性についても、検証が進められていく予定になっています。

まとめ

VRリハビリキット「RehaVR」に、ANA協力の新しいコンテンツが登場しました。

このキットはVRを活用したヘルスケアソリューションでもあり、VRゴーグルで観光地などの風景を映した360度映像を見ながら、足こぎペダルを漕ぐことによって”疑似散歩”といったリハビリや運動ができます。

今回ANAが協力した映像は「空港から始まる想い出の空想旅」をテーマにしており、空港発着の”疑似旅行”が体験できます。

また東京医療保健大学の協力で検証されていくということですが、その有効性が証明されれば全国の医療施設や介護施設などで導入される動きが広まりそうですね。

楽しみながらリハビリ・運動できるというのも、VRならではのメリットになるでしょう。

ソース:「RehaVR」プレスリリース[PR TIMES]








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情報提供元:VR Inside
記事名:「VRリハビリキット「RehaVR」のコンテンツにANAが協力!有効性の検証へ