海外メディアUploadVRは、2016年10月17日の記事において、360°カメラOZOの編集ソフトがWindowsに対応したことを報じた。
同メディアによると、Nokiaが開発した360°カメラOZOの画像を編集するソフト「OZO Creator」が先週バージョン1.3.0にアップデートされたことに伴い、ベータ版ながらWindows 10対応版もリリースされた。
同ソフトは、1.3.0以前のバージョンではMacにのみ対応していた。
Nokiaの幹部Guido Voltolinaは TechCrunch からのインタビューに対して、OZO Creaorのwindows対応は必然的だったと語っている。
というのも、MacはいまだにOculusRiftをはじめとした主要なVRヘッドセットをサポートしていないからだ。
同編集ソフトのWindows版の登場で、OZOを使うクリエイターは編集した画像をすぐにVRヘッドセットから確認することができるようになる。
OZOを使って撮影されたもので有名なのは、映画「スーサイド・スクワット」を題材としたVRエクスペリエンス・コンテンツがある。
なお、OZO Creatorのバージョン1.3.0におけるその他の改善点は以下の通り。
- MP4VRフォーマットに対応
- 魚眼レンズ画像とパノラマ画像の出力操作の簡易化
- 編集画面のタイムラインが動画の長さと画面の大きさに合わせて自動的に最適化
- ホワイトバランスに関する色調改善
- VRヘッドセットから見える画面を再現するミラープレビュー機能の実装(Windows版のみ)
- 派生ソフトであるOZO RemoteとOZO Previewもベータ版ながらWindowsに対応
Nokia OZO公式サイト
https://ozo.nokia.com/ozo_en/#
参照元URL:http://uploadvr.com/nokia-finally-release-360-editing-software-ozo-creator-windows/
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