海外メディアVRFocusは、2016年10月15日の記事において、PS VRの年内売上げ予測台数を報じた。
同メディアによると、ゲーム関連の市場予測を基幹業務としているSuper Data Researchは、このほどPS VRの年内の売上げ台数は2,602,370台になる、という予測を発表した。
この約260万台という予測数値は、実のところ、同社がすでに今年3月に発表した予測値を追認したものである。
以上のような予測値をはじき出した根拠となる事実は、以下のようなものである。
- PS VRをプレイするために必要なPlayStation 4がすでに4400万台普及しており、PS VRのセットアップも難しいわけではない。
- リリース当初はビックタイトルがなかったXbox Kinectでさえ、リリース後60日以内で800万台売り上げた。
- ソニーは新ハードウェアの販売手法を熟知しており、予約を促進するためにのべ50万台にのぼるデモ版を使った。
- PS VRリリース直後に、Batman Arkham VR、バイオハザード 7、Final Fantasy XIV等のビックタイトルのリリースを用意した。
- 懸念材料は、ソニーは過去に新ハードウェア初回生産時にトラブルが生じたことがあったこと、Play Station 4 Proが発売される今年11月までPS VRを買い控えるかも知れないこと程度である。
ちなみにPS VR販売台数予測値の260万は、Super Data社が推計しているOculus Riftの35万台、およびHTC社のVIVEの42万台を大きく上回る数値である。
PS VRの2016年売上げ台数の実測値は、今年のクリスマス商戦が終わった後、報道されるであろう。
参照元URL:https://www.vrfocus.com/2016/10/superdata-forecasts-2-6-million-playstation-vrs-sold-in-2016/
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