海外メディアVRScoutは、2016年10月11日の記事において、Sports IllustratedがVRドキュメンタリーを制作したことを報じた。
同メディアによると、アメリカ大手スポーツメディアのSports Illustratedは、エベレスト登頂をテーマにしたVRドキュメンタリー「Capturing Everest」を制作し、2017年に発表することを報じた。
同VRコンテンツは、視聴者に「一人称視点」でエベレスト登頂をVR体験してもらうために。登山家に360°カメラを装備してもらって撮影した。
撮影は、エベレストという地球上で最も過酷な環境下で、登山家に前例のない撮影装備をしてもらったうえで2ヶ月間に及んだ。
同VRコンテンツのために総勢37名の登山クルーが組織されたが、撮影は主に以下の4人の目線で行われた。
エベレスト登頂3回の経験をもつBrent Bishopは、アメリカ人で3人目にエベレスト登頂に成功したBarry Bishopの息子である。
Jeff Glasbrennerは、義足のアメリカ人としては初のエベレスト登頂を目指して、同VRコンテンツの撮影に参加した。
Lisa Whiteは登山クルーのなかの唯一の女性で、癌の治療のために仕事を辞めたのだが、癌からの生還後、この貴重な登山に参加することになった。
Nick Perksは、今回の登山に合わせてUNICEFへの寄付を募っており、エベレストの高さと同じ数値の29,035ポンドを目標額としていた(エベレストの高さ8,848mをフィートに換算すると29,035ft)。
「Capturing Everest」は、2017年、Time社が運営するVR動画プラットフォームLIFE VRおよびSports Illustratedが運営するSI.comで発表される予定。
参照元URL:http://vrscout.com/news/sports-illustrated-mt-everest-vr-series/
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