海外メディアRoadtoVRは、2016年9月24日の記事において、GoogleがDaydream対応開発プラットフォームをリリースしたことを報じた。
同メディアによると、GoogleはこのほどハイエンドなモバイルVRコンテンツのためにシステム「Daydream」に対応した開発プラットフォーム「Google VR」をリリースした。
Daydreamとは、モバイルVRコンテンツ、専用VRヘッドセット、Daydream Readyスマホの3つから構成されるシステムで、今年のGoogleの開発者会議において発表されていた。
リリースされたGoogle VRとは、このDaydreamに対応したVRコンテンツを開発するためのプラットフォームである。
同プラットフォームは、すでにリリースされているGoogle Cardboard向けのコンテンツ開発にも対応していて、開発用APIもGoogle Cardboard用とDaydream用に分けて整理されている。
Google Cardboard用のAPIの仕様は概して単純なのに対して、Daydream用のそれは複雑な仕様となっているので、ハイエンドなVRコンテンツ開発に役立つとのこと。
また同プラットフォームは3種類のSDK(Software Development Kit)を提供していて、Androidはもちろんのこと、UnityとUnrealという2大VR対応ゲームエンジンでも開発が可能となっている。
以上のことから、Daydream対応VRコンテンツには、ビジネス系アプリだけではなくハイエンドな3Dゲームアプリもリリースされることが予想される。
専用VRヘッドセットおよびDaydream ReadyなスマホといったDaydeamに関するさらなる情報は、10月4日にGoogleが開催するイベントで明らかになるだろう。
Google VR公式サイト
https://developers.google.com/vr/
参照元URL:http://www.roadtovr.com/google-vr-sdk-daydream-launch-beta-unity-integration/
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