セガ ヨーロッパ支部の会長兼COOを務めるJurgen Post氏がVRにおける会社のプランとビジョンをMCVとのインタビューで語った。
「VRは全企業の注目を集めた。
我々はオフィス内に多数のVRキットを設置しており、社員は自由にそれらで遊ぶことができるようになっている。
我々はこれまでVRの新たなタイトルをリリースすべく取り組みを行ってきており、未だ発表には至ってはいないものの、それを行うのに非常に近い地点まで来ている。
3年ほど前にRiftでAlien: Isolationをプレイし、デモ版であったにも関わらず臨場感があり非常に怖かったのを今でも覚えている。
あの時のあの感覚を今度は我々の手で作り上げることは夢のような話ではあるが、夢とは叶えられるものだという理念をもとに日々開発に励んでいる。
VRとは時間のかかる案件である。 しかし我々は学びを得るためにタイトルのリリースを開始したいと思う。
これは未来のためのプラットフォームなのだ。」
現在、世界中の主要テクノロジー、ゲーム企業各社から注目を集め、その技術が応用されているVR。
企業の多くは活発に他企業と関わりを持ち、毎週のように業界間の競合に新たな風を吹かせている。
近頃はBethesda、2K、EA、ユビソフト、Sonyといったゲーム企業大手がVR関連事業に着手しており、セガのように長い歴史を持つゲーム企業がこちらの事業に参入するのももはや時間の問題であるように思われる。
以上の事実を踏まえると、Post氏が上記のような発言をするのも納得がいく。
また、同氏が本来VRゲームであるAlien: Isolationについて「エイリアン映画と似た分野にある」と述べていたことにもご注目いただきたい。
個人でプレイするというVRヘッドセットの特徴とマッチする、孤独でスリル溢れるホラージャンルはVRにぴったりだ。
Post氏による「VRタイトルのリリースに非常に近い地点まで来ている」という旨の発言は、我々がセガのVRデビューに備えなければならないということを意味する。
ゲームで使用されるのがソニックになるか、はたまた別のキャラクターになるか、詳細は判明していないが、最近のセガによるTotal Warといったトップクラスの戦略作成型タイトルの獲得を加味すると、こちらのTotal WarはVRでプレイするには打ってつけの作品となるのではないかと考えられる。
ストラテジーゲームがHMDにマッチするという件に関しては既ににAirMech CommandとTacteraが証明しているので、Total Warが実際にリリースされることになった場合は非常に楽しみだ。
皆さんはどのタイトルのVR化を予想されるだろうか。
今後もセガからの新しい情報に目が離せない。
参照元: http://uploadvr.com/sega-europe-vr-company-attention/
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