AdobeはIBC2016でVRの編集と新ツール開発により力を入れていくことを発表した。
Adobeのアプリケーションは教育やビジネス場などのスタンダードとして人気のチョイスとなっている。
アプリケーションは個人やビジネスなどで購入しようとする場合、かなり高額なものとなるが、Creative Cloudなら学生、フリーのフォトグラファー、政府団体など様々な人のニーズに合ったものが揃っている。
Adobeは以前3Dモデルの編集し、それらをYouTube 360のようにAdobe Premierのスタンダードモニターで操作することができるツールを紹介した。
今回はワークフローに特化した、新チームワーク機能をプラットフォームに、ツールをVR、3D、アニメコンテンツ制作のために追加している。
チームでのやりとりの効率化をはかるため、Premier Pro、After Effects、Preludeではチームプロジェクトがシェアできるようになる。
この機能は特殊なサーバーなしで動かすことができる。
さらに、フェイルセーフと復元が機能もついており、同じファイルを編集する際、制作したものがそのほかの人が制作したものの上に上書きされることがないようになっている。
Premier ProではVR編集の際、プログラムがVRビデオを自動で認識し、モノスコープとステレオスコープ設定を自動で追加してくれる機能が追加される。
After Effectsの新しい3Dエンジンは ローエンド、ハイエンドの両デバイスでのレンダリングを強化している。
それに加え、GPUのアクセラレーションを生かし、効果にかかる待ち時間が短縮させるようになった。
Adobe Character Animatorはプレビュー版からBeta版になり、webcamを通してカートゥーンパペットを編集する機能が追加される。
またBeta版では簡単な短いアニメーションを作ることも可能だ。
Adobeでは、ワークフロー効率化のため、オーディオ編集をしたい時、Premierを閉じてAuditionを開くというような二度手間をなくすため、Auditionの機能をPremierに追加するなどの改良も行う予定だ。
PremierにはプロジェクトをAdobe progessional portfolioに送ることができるBehanceオプションが追加される。
これらの新機能追加や改良などは2016年末に行われる予定だ。
参照元サイト名:uploadvr
URL: http://uploadvr.com/adobe-shows-creative-cloud-vr-updates/
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