「Bigscreen」、Oculus Home Storeからダウンロードが可能に。アバター機能も追加

海外メディアUploadVRは、2016年8月19日の記事において、「Bigscreen」がOculus Home Storeからダウンロード可能になったことを報じた。

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VR空間内にディスプレイを表示するVRアプリ「Bigscreen」は、2016年8月19日に行われたアップデートによって、3つの機能が追加された。

ひとつめは、Oculus Home Storeからのダウンロードが可能になったことだ。このことによって、Steamとは別のユーザー市場を獲得できるようになる。

ふたつめは、VR空間の大幅な追加だ。標準的なVRリビングに加えて、火星、山地といった多様なVR環境を選択できるようになった。

もっとも影響の大きい機能追加は、VR空間内のユーザーにアバターを設定できるようになったことだ。

同VRアプリは、すでにマルチプレイに対応しており、同一VR空間内で複数のユーザーがディスプレイを共有することができる。

しかし、アップデート前のユーザー表示は薄い水色をしたマネキンの頭部のようなものであった。

8/19のアップデート前のBigscreenのユーザー表示

アップデート後は、目鼻が描写されたより人間らしいアバターとなり、髪型やメガネといったアクセサリーも選択可能となった。

さらに重要なのはこうしたアバターに、口の動きや視線の変化による「表情」があることだ。

こうした表情があるアバターが追加されたことにより、ユーザー間で感情を伴った交流ができるようになる。

「Gigscreen」は単なるVRディスプレイアプリであることを超えて、VRディスプレイを介したVRソーシャルアプリを目指し始めているのだ。

今後のアップデートでは、「Bigscreenアカウント」を設けてユーザー間の交流をさらに促進する予定、とのこと。

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