VRが脳卒中患者の回復を助ける可能性の研究が進む

VRが脳機能を回復させる可能性がある

映画や小説でも登場人物に感情移入することはできる。しかし、行動する主体は彼らであって視聴者・読者ではない。

テレビゲームならばキャラクターを自分の意思で動かすことができる。だが、アナログスティックやボタンを使った操作はあくまでも彼らをコントロールしているだけだ。

VRならば、自分自身が操作キャラクターになったかのような感覚でアバターを操作できる。VR空間ではアバターの身体がそのままプレイヤーの身体となるのだ。この特徴のために、VR空間で操作するアバターの特性によってプレイヤーの行動傾向が変化することまで指摘されているほどだ。

脳卒中によって身体が上手く動かせなくなってしまった患者も、VR空間でバーチャルな身体を動かしているうちに自分の本物の身体を動かせるようになる可能性がある。まだVR技術の効果については分かっていないことも多いが、研究は続いている。

※記事編集中※

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