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VRゲームなどに使用可能なスマートアパレルe-skinを販売するXenomaへ追加出資


スマートアパレルe-skinを販売するXenomaへ追加出資


Beyond Next Ventures株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:伊藤毅)は、同社が運営するファンドを通じて、株式会社Xenoma(東京都大田区、代表取締役CEO 網盛一郎、以下「Xenoma」)に対して、東京大学協創プラットフォーム開発、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と共同で、追加出資を行ったと発表した。


今回のXenoma社の資金調達は、2016年のBeyond Next Ventures社をリードインベスターとした資金調達に続く、総額2億円の資金調達ラウンドとなる。


今回の出資を受け、Xenomaは様々なセンサーを搭載したカスタマイズe-skinの法人向け受託開発に対応するための体制を強化するということだ。


株式会社Xenomaへ追加出資


Xenomaは、次世代スマートアパレル「e-skin」を開発・販売する東京大学発のベンチャー。


e-skinは一般の服のような着心地のIoT衣服「次世代スマートアパレル」であり、Xenomaが世界で初めて開発した布状電子回路基板Printed Circuit Fabric(PCF)をコア技術としている。


従来の布に伸縮性の配線やセンサーを形成し、自由に変形・伸縮するだけでなく高い引張耐久性と洗濯適性を備えている点がe-skinの特徴だ。


e-skinは着用者の動きをいつでもどこでも認識できるため、ヴァーチャルリアリティ(VR)などのゲームのコントローラーとして使用でき、また、ジョギングやヨガなどのスポーツの解析、工場などの作業員の動作解析にも活用することが可能だ。


Xenomaは今回の資金調達により、プロトタイピングから量産までの一貫した開発力を生かし、様々なセンサーを搭載したカスタマイズe-skinの法人向け受託開発に対応するための体制を強化するとしている。


さらに、2019年をターゲットに一般コンシューマにリーズナブルな価格で提供するための新しい生産技術開発を推進し、e-skinを世界中の人々に提供する基盤づくりを行っていくという。


Xenomaが開発・販売するe-skinは、ゲーム、スポーツ、工場作業員等の動作解析の分野への応用が可能であり、将来的には、様々なバイタルセンサーを搭載し、人体の生体情報のビッグデータ活用による予防医療などヘルスケア・メディカル分野の発展に貢献するものと期待し、2016年の同社への出資に続き、今回の追加出資を行うことになったということだ。


Xenomaについて


Xenomaは東京大学・染谷研究室/JST ERATO染谷生体調和プロジェクトからのスピンオフとして、2015年11月に設立された。


人の動きをモニタリング・認識するe-skin Developer’s Kitは、2017年1月にCES Innovation Awards 2017を受賞、その後NEDO STS助成を受け、同年2月に法人向けに販売を開始した。


また、同年9月にはe-skin Developer’s Kitの個人向け販売のために、米クラウドファンディングKickstarterキャンペーンをローンチし、目標額($50,000)を達成している。


Beyond Next Venturesについて


Beyond Next Venturesは2014年8月に創業した、大学発・技術系ベンチャーへのインキュベーション投資に特化した独立系ベンチャーキャピタル。


大学シーズの事業化支援から、ベンチャー投資、成長支援、EXITまでに渡る豊富な投資経験と優れた運用実績を有する、国内でも数少ない当分野におけるリーディングベンチャーキャピタルの1社であり、科学技術振興機構(JST)の大学発新産業創出プログラム(START)における事業プロモーターや、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究開発型ベンチャー支援事業に関するベンチャーキャピタルとして認定を受けている。


2015年2月に組成した1号ファンド(総額約55億円)は、独立系ベンチャーキャピタルの1号ファンドとしては最大規模のもので、主に医療機器やロボット等の先端分野を投資対象としている。


また、2016年8月に複数の大手事業会社とともに立ち上げた、 “BRAVEアクセラレーションプログラム” を通じて革新的な技術の事業化を目指す大学や研究機関などの研究者/起業家に対し、経営人材候補とのマッチング、事業化実現のための知識・ノウハウと人材ネットワーク・成長資金を提供している。


年間エントリー数が110件と、アカデミア発のテクノロジーに特化したアクセラレーションプログラムでは国内最大規模。


2017年度JSTのSTART事業の第2サイクルでは、BRAVE出身プロジェクトが4件(全体の採択件数は5件)採択されるなど、実践的なプログラムを受講した成果を残している。


現在、第3期にあたる ”BRAVE 2017 Winter” のエントリーを受け付けているということだ。


BRAVEアクセラレーションプログラム “BRAVE 2017 Winter”  (締切:2017年10月1日)


株式会社Xenoma 概要


本社:東京都大田区大森南4-6-15 テクノフロント森ケ崎303


代表者:代表取締役 網盛 一郎


設立日:2015年11月


ウェブサイト:https://xenoma.com/


Beyond Next Ventures株式会社 概要


本社:東京都中央区日本橋本町1-4- 3 日本橋ムロホンビル1


代表者:代表取締役社長 伊藤 毅


設立日:2014年8月


【代表 伊藤毅について】


日本最大のベンチャーキャピタルである株式会社ジャフコにおいて産学連携投資グループリーダーを務め、CYBERDYNE株式会社、Spiber株式会社など数々の有力なテクノロジーベンチャーにリード投資を行い、社外取締役として支援するなど、大学発・技術系ベンチャーのインキュベーション投資に関して、豊富な経験と優れた運用実績を有している。


参照元:ニュースリリース


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