株式会社カレイドグラファー(本社:東京都渋谷区、代表取取締役:重原洋祐、以下 カレイドグラファー)は、韓国VR業界における先進企業との連携を強化し、日本における本格的なVR専門プロダクションとしての事業展開を開始すると発表した。
今回のパートナーシップの第1弾として、韓国、米国で多くの企業のVR映像コンテンツを手がけ高い評価を受けている(本社:韓国、FOUNDER &CHAIRMAN:Benjamin Song)とのパートナーシップを提携、THIRTEENTH FLOORが提供するハイクオリティな実写映像制作業務を国内展開するということだ。
HIRTEENTH FLOOR社と提携して本格的なVR事業を展開
2016年はVR元年と呼ばれ、VRに関する様々なハードやコンテンツが誕生した。
VRは時間や空間を超えて、消費者に新しい体験をもたらす技術として非常に注目を浴びており、ビジネス領域では、不動産業界や自動車業界,観光ビジネスなどが活用を試み、徐々に一般消費者の生活圏内にも現れるようになっている。
しかし、一般消費者においては、VRの体験や機器の購入を行うには未だハードルがあり、マーケティング活動を行う企業においても、VRをどのように活用をすれば良いのか、活用することでどのようなメリットが生まれるのかが不明瞭な現状にある。
カレイドグラファーは2016年12月にVR専門のマーケティング会社として設立されているが、日本においてはVRをマーケティング活用する上での“場所(スペース)”や、“リーチ”の確保、コンテンツの“クオリティ“など、VRをマーケティング利用する上での環境整備が不十分であった。
カレイドグラファーではこのような状況を踏まえ、VR活用が盛んである韓国企業とパートナーシップを順次締結。
日本においてVRをマーケティング利用しやすい環境構築を行い、各企業へサービスを提供していくとしている。
THIRTEENTH FLOORについて
http://thirteenthfloorcorp.com/
2015年に韓国で設立。
VRの映像制作を専門とし、クリエイティブとコミュニケーション分野で活動していた様々な専門家に構成され、高クオリティのVR制作技術を保有している。
企画から撮影、さらに没入感を極大化させてくれる没入型のサウンド編集まで、VRでは実装が不可能な領域までを常に挑戦し続けているということだ。
さらに、自社開発しているVR Creating技術とハードウェア、そして5G時代を備えるリアルステッチ、3Dレンダリング、ストリーミングテクノロジーは、グローバルリーディングVRカンパニーの基準となっている。
THIRTEENTH FLOORが開発する独自技術
THIRTEENTH FLOORでは高品質なVR映像を撮影するために、自社で開発した独自技術を用いている。
これらの独自技術を用い、サムスンやコカコーラ,グアムなどのハイクオリティなコンテンツを手がけ、韓国、米国で高い評価を獲得しているということだ。
THIRTEENTH FLOOR事例
SKテレコム プロモーション事例:アイドルとの360 VRデート体験。
Title:SKT SeolHyun 360 VR
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=VdAkPKKvYl4
グアム観光省依頼で撮影したグアム360VR
Title:Visit Guam 360VR
https://www.youtube.com/watch?v=lD6l8Qoy5XU
WorldMusicFestival x Redbull
Title:360º Experience in a Crowded Korean Music Festival
https://www.youtube.com/watch?v=iP89VOKHiG0
カレイドグラファーの今後の展開
カレイドグラファーでは、FiveHangouts Korea(代表取締役:ジョンソンイク)とともに各国の優れた企業とパートナーシップをアジアやグロバールで展開している。
2016年設立時に株式会社ダズル(https://dzl.co.jp/)と業務提携を行なっており、ダズルが提供するVRプロダクト向け分析サービス『AccessiVR(アクセシブル)』(https://accessivr.io/)の販売。
カレイドグラファーは「体験を発見し科学する」を事業コンセプトに、『AccessiVR(アクセシブル)』を活用し、企業のマーケティング活動において、ユーザーの体験データの活用を行える環境を構築、VRという新しい技術と、それを活用する企業様に、VR上でのユーザー体験データを駆使しながら一般消費者と企業の新しいエンゲージメントを創造し提供している。
一般消費者はVRを通じ、従来の技術では得ることのできなかった圧倒的な「体験」を得ることができるということだ。
そして、企業はVRを通じたユーザー体験をマーケティングに活用することで、より深いレベルで一般消費者とのエンゲージメントを実現し、一般消費者が「感じ」た、深層心理のデータやエモーショナルデータをVRから得ることが可能となる。
VRから得られたデータをマーケティングに活用していくことで、ユーザー体験に基づくマーケティング活動をより高いレベルで実現することが可能。
今回のパートナーシップにより、THIRTEENTH FLOORが提供するハイクオリティな映像コンテンツの制作が可能になるとのこと。
今後もカレイドグラファーでは、様々な企業と連携をし、企業がVRを活用したマーケティング活動を行えるよう支援に努めていくとしている。
参照元:ニュースリリース
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