米国・テキサス州オースティンのVRゲーム開発会社Owlchemy Labsは、Qualcomm Venturesをリードとし、シリーズAで500万ドル(約5億円)の資金調達を実施したことが明らかとなった。
Owlchemy Labsが長年開発しているファンダメンタルインターアクション・シミュレーションアルコリズムが投資の対象となる。
今回のラウンドは、Qualcommの投資部門Qualcomm Venturesがリードで、HTC、The VR Fund、コロプラネクスト(Colopl VR Fund)、Capital Factoryが参加した。
The VR FundののゼネラルパートナーのMarco DeMiroz氏とTipatat Chennavasin氏は両名とも経営者出身の投資家で、さらにgumi代表取締役である國光宏尚氏もゼネラルパートナーとして参加している。
今回の投資金額はVRができた当初から活躍しているでデベロッパー、Kite&Lightningの倍となる額だ。
Owlchemy Labsは、2010年、Alex Schwartz氏によって設立されたゲーム開発会社で2013年よりVRゲーム開発に転換している。
わずか16名のスタッフで始まったこの会社は、今やVRゲームシーンを牽引するスタジオとなった。
VRに開発に集中してから制作されたHTC VIVE向けの「Job Simulator 」は、2050年の未来、すでにロボットが人間の代わりに仕事をするようになった世界で、人間のしていた仕事を研修するゲームだ。
例えば、店員、シェフ、自動整備費、サラリーマンなどそれぞれのテーマに合わせ、さまざまな体験が何通りもたくさんできるようになっている。
基本的な動作には、手を使って操作する。
今後はOculusとPlayStation VRにも対応予定だ。
また、Owlchemy Labsは、人気アニメ「Ricky and Morty」にインスピレーションを得た新作プロジェクトを開発中。
参照元URL:https://uploadvr.com/owlchemy-labs-5-million/
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