7月30日（土）に中野にあるアングラスペースで開催された、コスプレイヤーがVR体験をサポートする変わった趣向のVRイベント「2.5次元VR」。
VRを体験したことがない初心者の方をターゲットに開催された本イベント。出展されたVRプロダクトは全5種類で、30～40名程度の来場者が変わるががわるコスプレイヤーの方にサポートしていただきながら、体験を行っていた。
ゲーム開発者とコスプレイヤーがVR体験をサポート
1.スペース★クリーパーズ
2.Dragon Breaker
3.ソード&プリンセス
4.アニュビスの仮面
5.白猫VRプロジェクト
この中で特に筆者の印象に残ったのは、「Dragon Breaker」。LeapMotionを使って、手の平を開閉する事でエネルギー弾を出す某有名漫画の必殺技のようなゲームだが、ゲーム内のCVを務めている声優の方が、実際に体験している最中に真横でマイク越しに声を入れてくれた。現実でもバーチャルでも一緒にゲームを体験しているような感覚になり、非常に親近感が沸いてくるだけでなく、ゲームでのモチベーションもUPする。
リアルと現実が曖昧になるまさに、「2.5次元VR」的な体験ができた。
今後、本イベントは月に1回程度の定期開催を続けながら、アダルトコンテンツの導入も視野に入れていくらしく、よりアングラ感を強めていく模様だ。今回のイベントを通して、技術面ではなく、その場で声を入れるなどの新たなアプローチをする事でまた違った体験ができるという事がわかった。
アイディア次第で同じ体験でも、違った体験に変貌する。VRはまだまだ未完成の分野な分、アプローチを次第でいくらでも広がるといういい例だったのではないだろうか。
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