VRコンテンツ制作ツール「Destination Workshop Tool」にソーシャル機能が追加され、友達とチャットやボイスチャットができるようになった。
近頃では、Googleが「Cardboardヘッドセット」を売りに出したことにより、誰でもスマホでVR体験をすることができるようになったり、Facebookが「Surround 360」を売りに出したことにより、360度映像を撮れるようにもなった。(値段は張るが)
しかし企業がVRに投資するのは何も、ユーザーにビデオゲームをプレイしてもらったり、風変わりなアプリを試してもらいたいという理由だけではなく、企業はもっとたくさんの人がVRテクノロジーに手を出せるようになるために、ユーザー作成コンテンツの発展を積極的に奨励していきたいのだ。
自分の世界を友達と作る
先月、ValveがVRコンテンツ作成パッケージの「Destination Workshop Tool」を無料で配信開始した。
そして、今日、マルチプレイヤーアップデートを行ったことにより、ユーザーは友人を招待して、自分が作ったコンテンツを披露することができるようになった。
「Destination Workshop Tool マルチプレイヤー」とは、友人を招待したり、参加したり、チャットを楽しむことができる機能だ。
ユーザーは「Friends」のパネルから、誰がオンライン中かを見ることができ、そのページから友人に招待申請を送ったり、逆に友人のDestinationに参加申請を送信することができる。
どちらかが受理され、同じDestinationにお互いがインすると、ボイスチャットができるようになる。これは複数人でも可能である。
アバター作成機能の追加
それだけでなく、今回のアップデートにより、アバターとプロップのカスタマイズもできるようになった。シンプルな顔と手のアバターを少ない数からだが、選ぶことができる。
アバターはメニューにある「Avatar」のパネルから編集できる。
「Destination Workshop Tool」は、Steamで無料で配信されているEarly Accessのタイトルの一つで、HTC社のVIVEやOculusRift含め、Open VRと稼動するどんなヘッドマウントディスプレイもサポートの対象である。
参照元:vrfocus
URL:https://www.vrfocus.com/2016/07/invite-friends-to-your-destinations-with-valves-multiplayer-update/
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