5月30日、台北にて開催中のCOMPUTEXにて、HTC VIVEとインテル社は、インテル社のWiGig ワイヤレスVRソリューションをHTC VIVEに適用させるパートナーシップを発表した。
HTC VIVEがインテル社とのWiGig ワイヤレス VRソリューションを発表
HTCはWiGigワイヤレスVRアクセサリを製造することによって成長するVIVEのエコシステムにワイヤレス化という新たな要素を加え、ユーザへ最良のVR体験を提供するということだ。
インテル社によるWiGig技術は802.11ad規格に基づき干渉のない60GHz帯のみで動作し、高いスループットと低遅延をPCからHMDあるいはHMDからPCへの双方向で実現する。
これにより7ms以下の遅延でどのような環境でも元のままの動画品質を同じ空間を共有するユーザに提供するということだ。
これらの技術により、VIVEでシームレスなワイヤレスVRを実現するとのことである。
このワイヤレスソリューションは、6月13日から15日でロサンゼルスにて開催されるE3会場のインテル社ブースでデモが行われる予定だという。
当ワイヤレスVRアクセサリに関する更なる詳細については追って発表するとのことだ。
VIVEについて
VIVEは、世界最大のPCゲームプラットフォーム「Steam®」を運営するValve社とHTC社が共同開発した、360°の比類なきルームスケールVRシステムである。
ゲーム業界を始め、建築、医療、教育など、様々な業界で非常に高い評価を得ている、今最も注目されているデバイスの一つだ。
国内販売パートナーによる実店舗での体験コーナーやストアイベントなどにおいても、一般の人から大きな注目を浴びているとのことだ。
VIVEに関する情報は、http://www.VIVE.com/jp/を参照。
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