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警視庁でデスクワーク部署の配属希望が多い理由

2023.03.29 06:10
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警視庁の部署で配属希望者が多いのは、捜査の最前線ではなくデスクワーク部署。現場志向の強い警察官には敬遠されそうなイメージがありますが、じつは配属希望ナンバーワンは警視庁の部署なら「警務部」と「総務部」が争っています。警視庁でデスクワーク部署の配属希望が多い理由を見ていきます。

警視庁のデスクワーク部署に総務部

警視庁の部署で「総務部」は、警察を運営するデスクワーク部署。本部長の秘書、施設管理、装備、広報、情報管理、留置管理などの組織運営を担当します。
総務部は役所や民間企業でもおなじみの部署です。デスクワークが基本で、制服を着てはいますが、現場に出ることはまずありません。また、警視庁の音楽隊カラーガードは総務部広報課に所属。警視庁では専務隊として編成されています。
なお、総務部が置かれているのは、警視庁と神奈川県警や大阪府警など、政令指定都市を管轄内に持つ一部の道府県警だけで、熊本県警や新潟県警、岡山県警には設置されていません。他の警察本部では、警務部内にて総務課や総務室の名称で同様の業務を担当しています。

警視庁で配属希望の警察官が多い部署

警視庁の部署で「警務部」は、出世が期待できるエリートコースといわれています。警察官の人事、福利厚生、教育などが主な仕事です。また、監察官が置かれ、警察官が被疑者の事件捜査も行います。
警視庁で警務部は、総務部と並んで配属を希望する警察官が多い部署です。その理由は昇任試験の勉強時間が確保できるため。警視庁でも“警察の頭脳”とも呼ばれる部署なので、出世を期待された優秀な人材が配属されるのも特徴です。
とくに警視庁警務部の人事課は、警察庁からキャリアが派遣されることも多く、警視庁の課長職は警視か警視正が就くことが多いのに対し、人事課だけは階級が上の警視長が任命されます。なお、人材募集と採用を行うのは、警務部人事第二課の採用センターです。 【関連リンク】
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