NHK受信料不要のチューナーレステレビの落し穴

昨年から今年にかけて、さまざまな家電のなかでも話題を集めたものが「チューナーレステレビ」でしょう。テレビチューナーを内蔵せずNHKのテレビ放送を受信できないことから、チューナーレステレビに買い換えることでNHK受信契約を解約できるためNHK受信料が不要になりますが、ある条件を満たさないと解約できないのです。
チューナーレステレビはNHK受信料不要
テレビチューナーを内蔵せず、ネット上の動画コンテンツに特化した「チューナーレステレビ」は、大手量販店のドン・キホーテが自社ブランド「情熱価格」で販売したころから注目が集まるようになりました。2021年12月から販売したフルHDモデルについては、予定販売数を終了するほどの人気でした。
ドン・キホーテではこの人気を受け、2022年8月10日にチューナーレステレビの新モデルを発表。今回発売されるのは4Kディスプレイ搭載の50インチ(4万3780円)・43インチモデル(3万8280円)、フルHDの32インチ(2万7280円)・24インチモデル(2万1780円)の4種類。ドン・キホーテ各店舗で8月19日から発売予定です。
チューナーレステレビを選ぶ最大のメリットは、テレビチューナーを内蔵しないことから、NHK受信料が不要になることです。NHK受信契約は、放送法でNHKのテレビ放送を受信できる設備がある世帯は結ばなくてはならない規定ですが、チューナーレステレビであれば受信できないためNHK受信契約の対象外となります。
テレビを処分するとNHK受信料が不要
しかし、チューナーレステレビを導入しただけでは、NHK受信料が不要になるとは限りません。チューナーレステレビのほかにテレビを所有している場合、NHKのテレビ放送を受信できる設備がある状態が継続するため、引き続きNHK受信契約を結び受信料を支払う必要があります。
NHK受信契約を解約するためには、チューナーレステレビを導入するだけでなく、すでに所有しているテレビを処分する、あるいはテレビ受信用のアンテナを撤去する必要があります。そのうえで、NHKふれあいセンターへ電話連絡を行い、NHK受信契約の解約届を郵送してもらいます。
郵送で届いた解約届に必要事項を記入のうえ、NHKに返送すると2週間程度でNHK受信契約の解約手続きは完了です。なお、NHK受信契約ではテレビを設置した翌月から解約の前月までNHK受信料を支払う規定で(契約期間が1か月未満の場合は1か月分)、解約にともない過払いとなる受信料はNHKから返金されます。
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