高速道路や幹線道路に設置され、スピード違反のクルマを撮影して取り締まる「オービス」は、いわゆる赤キップだけを取り締まるといわれています。スピード違反で赤キップとなるのは、一般道であれば30km/h以上、高速道路については40km/h以上が該当。これが、オービスが光る速度は高速なら40km/h以上といわれる理由です。

オービスの赤外線ストロボが光る速度

高速道路を走行して気になるのが、自動速度取締り装置「オービス」の存在です。スピード違反の車を見つけたら前方から自動的に、赤外線ストロボとカメラで撮影する仕組みです。どれくらいの速度で走行するとオービスのストロボが光るのか、気になるところでしょう。

警察がオービスで取り締まるスピード違反は、略式を含む裁判が必要な赤キップに該当する違反に限られるといわれています。赤キップで取り締まられるスピード違反は、一般道であれば30km/h以上、高速道路については40km/h以上が該当します。

オービスによる取り締まりが赤キップ限定の理由には、肖像権に関する問題でむやみに警察は人物を勝手に撮影できないことが挙げられます。警察が行う撮影に関しては「京都府学連事件」と呼ばれた事件で肖像権を巡る争いがありました。

オービスが光る速度は赤キップ限定

それ以降、警察官が人物撮影を行えるのは「その撮影が一般的に許容される限度をこえない相当な方法をもつて行なわれるときである」という条件付き。オービスも警察による人物撮影にあたり、無制限に取り締まることはできません。

そして、過去にオービスに関する裁判でも「設置場所にもよるが、制限速度を多少超えた程度にセットして写真撮影することは相当ではないものと言わなければならない」とされています。

このため、青キップのスピード違反をオービスで取り締まると、過去の判例から取り締まり自体が無効と判断される可能性があるということ。このため、オービスが光る速度は、赤キップ限定となっているのです。

【関連リンク】
白バイ隊員がそっと教えるスピード違反の交渉術
覆面パトカーの見分け方は追い抜くクルマの車内
駐禁をとられても警察に出頭する必要はない
交通違反キップをサイン拒否したらどうなる?
駐車禁止を警察が取り締まれない「植え込み」

情報提供元 : ラジオライフ
記事名:「 オービスが光る速度は高速なら40キロオーバー?