政治家のフェイク動画が拡散されたり、リベンジポルノで悪用されるなど、物騒な話題に事欠かない「ディープフェイク」。そもそも「ディープフェイク」とは、機械学習アルゴリズムであるディープラーニングを利用して2つの画像の一部を交換する技術を指す言葉でした。ディープフェイクとされる主な技術を確認していきましょう。

ディープフェイクにはさまざまな要素

最近ではディープフェイクは「本物のようなリアルなフェイク動画やフェイク画像」という意味合いに変わってきています。ひとえにディープフェイクといっても、現在ではさまざまな要素があるわけです。

本来のディープフェイクである「顔の入れ替え」。動画の顔を別人に入れ替えるもので、世間で「ディープフェイク」と呼ばれるものは主にこれを指します。

AIによるディープラーニングで元の顔と別の顔の特徴を学習させ、違和感の無い入れ替えを実現するというもので、フェイクポルノなどに悪用される事例もあります。

ディープフェイクで架空の人物の顔

表情の操作もディープフェイクの一種。無表情の顔を笑顔にさせるといったもので、記者会見の改ざん写真騒動で使われた事例があります。本来は映像や画像の修正に使う技術ですが、AIによるディープラーニングにより、精巧な表情を再現できるようになっています。

年齢や性別を変更するアプリに使われている「特徴の変更」も、ディープフェイクの技術の一種でしょう。肌をキレイにする、目を大きくするといった、従来の加工アプリを進化させたものと考えると分かりやすいかもしれません。

実在しない架空の人物の「顔の生成」も、最近問題になっているディープフェイクの一つ。AIによってリアルな顔写真の生成が可能になったことで、主に肖像権フリーの人物素材として利用される一方で、SNSで偽アカウントのプロフィール写真に悪用されるといったトラブルも発生しているのです。(文/pusai)

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情報提供元 : ラジオライフ
記事名:「 ディープフェイクとされる技術の4つのパターン