2018年のプレオーダーから3年、ついに究極のレトロゲーム互換機といわれた「POLYMEGA」が発売されます。2021年9月12日から発送開始とのことですが、これまで何度も延期を繰り返しており今回も本当に届くかは怪しいところ…注文した人はあまり期待せず待ってみましょう。高性能化が止まらないレトロゲーム互換機の最前線を見てきます。

レトロゲーム互換機の凄まじい進化

さて、3年前であれば最先端のレトロゲーム互換機だったPOLYMEGAですが、今となっては微妙なスペックになっています。というのも、この3年間で互換機は凄まじい進化を遂げているからです。

互換機最大の問題点は再現性で、実機とグラフィックの表示や色が違ったり、音声が別物になっていたりということもしばしば…。当時とは技術も設計も使うパーツも違うわけで、完全再現することは難しく、そこはあくまでも“互換機”なのです。

とはいえ、再現性を徹底追求した互換機も登場しています。「Analogue」はFPGAという集積回路を使い、当時の回路を完全再現。回路設計がオリジナルと同じなので、再現性は抜群です。もちろん、現在のテレビで遊べるようHDMI出力に対応するなどのアレンジもされています。

他方、互換機の中にはソフトウエア的にゲームを再現する、エミュレーター機というものがあります。実はPOLYMEGAもこれ。再現性はエミュレーター次第でFPGAに比べれば再現度は落ちるものの、1つのハードでさまざまなゲーム機に対応できるなどの利点もあります。

レトロゲーム互換機がPCゲームに対応

そんなエミュレーター機は、ハードの進化によって安くて高性能な製品が続々登場しています。1万円程度のパチモノ携帯機ですら、ドリームキャストやNINTENDO64といったPOLYMEGAでは非対応のゲームが遊べるようになっているのです。POLYMEGAの優位性はセガサターンが遊べることでしたが、最近のエミュレーター機にはそれにも対応する製品が登場し始めています。

2021年5月発売の「Super Console X PC Box」は、50種類以上のゲーム機が遊べる豪華な仕様の最新互換機。セガサターンはもちろん、PS3やWiiUといった最近まで現役だったハードにも対応しています。

他にもバーチャルボーイやワンダースワン、珍しいところだとZXやX68000もカバー。さらにWindows10がデュアルブートでき、PCゲームも遊べるという抜かりのなさです。

CPUはSkylake世代のXeon E3 1505M v5に、メモリは8GBとスペックも十分。約6万円という実勢価格はやや高めですが、今からでもPOLYMEGAにプラス1万円して乗り換えた方が幸せになれるかもしれません。(文/pusai)

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情報提供元 : ラジオライフ
記事名:「 高性能化が止まらないレトロゲーム互換機の世界