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広帯域受信機の付属アンテナで問題がない周波数

2021.06.01 12:10
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広帯域受信機の性能を引き出すのは、電波の入り口となる「アンテナ」です。付属アンテナをアンテナメーカーの高性能な製品に交換すると、聞こえる無線が増えるというのが通説でした。しかし現在は、付属アンテナの性能が格段に向上しています。広帯域受信機で付属アンテナが力を発揮する周波数を見ていきましょう。

広帯域受信機にメーカー純正アンテナ

広帯域受信機は、電波を周波数によって選別して、電波に含まれている信号を音声化する機器であり、電波をキャッチしてはいません。大空を無数に飛び交う電波を取り込んで、受信機に送り込んでいるのはアンテナなのです。
高感度な広帯域受信機でも電波が入ってこなければ、その性能を発揮できません。受信機の感度を疑う前に、電波の入り口であるアンテナを交換してみてください。ハンディ用のアンテナは2,000~5,000円程度で購入できるので、試してみる価値は十分にあります。
ハンディタイプの広帯域受信機を買うと、すぐに受信できるようにアンテナが付いてきます。このメーカー純正のアンテナが「付属アンテナ」です。
1990年代までの付属アンテナは、低コストで作られたオマケのような存在だったため、性能はそれなりでした。ベテラン受信マニアの中には、「付属アンテナは使いものにならない」と、豪語する人もいたほどです。

広帯域受信機の付属アンテナは高性能

しかし、現在の広帯域受信機の付属アンテナは性能が格段に向上しています。付属アンテナを使うことは悪いことではありません。
というのも、大量生産による低コスト化を狙って、アマチュア無線機用に開発した付属アンテナを受信機と共用するケースがあるからです。アマチュア無線の144/430MHz帯が、おもしろ無線が集中する150MHz帯と400MHz帯に近いため、その帯域では相応の性能が発揮されます。
しかし、広帯域受信機で付属アンテナの高性能を実感できるのは、電波の発信源の近くや強力な電波を受信した時です。遠く離れた場所から飛んでくる弱い電波を受信するのには向きません。また、設計周波帯の144/430MHz帯から離れた、VHF帯とUHF帯のエアーバンドも苦手です。
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