クレジットカードを作るときに、カードの入会審査に通るかどうかを気にする人も多いでしょう。というのも、カードの審査がどういう仕組みなのかは、カード会社へ聞いても教えてくれないからです。一方、カード会社が審査に使える情報についてはある程度公開されています。そこで、公開情報を元にカードの審査の仕組みを探ってみます。

クレジットカード入会審査の年収判断

クレジットカードの会員になるためには、必ずカード会社の審査を受ける必要があります。カード会社は、発行するカードのブランド別に審査基準を設けていますが、その内容は非公開が原則。そこで、カードを申し込む際には「はたして審査に通るのか?」と不安に感じる人も多いでしょう。

クレジットカードの入会審査でカード会社が調べていると考えられるのは、年収や借金の残高、そして過去の返済状況などです。このうち、年収に関しては実はカード会社に直接調べる手段がありません。そこで、カード会社側としては基本的に、自己申告と勤務先情報を頼りに年収を判断します。

ただし、自営業のように収入が判断しづらい場合や、キャッシング枠を50万円以上希望する場合については、カード申し込み時に所得を証明する書類を提出する場合も…。その際、収入が少ない判断されると入会審査に落ちるケースも出てきます。さらに、全社合計で年収の1/3を超えるキャッシング枠は設定できません。

クレジットカード審査とキャッシング

また、50万円に満たないキャッシング枠を希望した場合でも、所得を証明する書類を求められる可能性はキャシング枠なしより高くなります。そこで、収入が少なくカードの入会審査に落ちるのが心配という人はキャッシング枠なしとすることで、その部分の不安はある程度解消されます。

借入残高やクレジットカード利用も含めた返済状況については、指定信用情報機関と呼ばれる団体に登録される仕組み。指定信用情報機関には、CIC・JICC・KSCという3社があり、カード会社は入会審査時にこれら3社へ申し込んだ人の登録情報を照会しているのです。

この際にカード会社が重要視するのは、借入残高そのものよりも返済状況の方になります。というのも、返済の滞りがある人へクレジットカードを発行すると、カード会社側にとって貸し倒れリスクが高くなってしまうためです。CIC・JICC・KSCとも、返済状況については過去5年分の情報が保存されています。

クレジットカード入会審査を通る確率

そこで、過去に返済の滞りがあった人の場合、5年間きちんと返済し続ければその情報が消えるため、入会審査を通る確率が上がります。しかし、返済の滞りが原因ですべてのカードを解約されたり、任意整理や自己破産などで支払いを減額してもらった人の場合は状況が変わってきます。

指定信用情報機関の登録情報には、返済遅れだけでなく返済した情報も残ります。全カードを解約、あるいは任意整理や自己破産をした場合には、その後はカードを作ることができずまったく返済情報がない状態になり、そのことから逆に過去の返済トラブルを疑われてしまうのです。

こうした場合は、「ライフカード(DP)」のように、過去に返済トラブルがあった人でも入会できることをうたったカードを選べば、審査に通る可能性が出てきます。無事に審査に通ったあとはそのカードを定期的に利用して返済を行い、返済履歴を積み上げていくことが大切になるのです。

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情報提供元 : ラジオライフ
記事名:「 クレジットカード発行時の入会審査の仕組みとは