これからエアーバンドを始めるビギナーにとって、受信機の価格は重要なポイントです。そこで、3メーカーがラインアップしている、実勢価格が2万円台までの
エアーバンド受信機の入門機3台をピックアップ。アイコムの「IC-R6」、アルインコの「DJ-X81」、八重洲無線の「VR-160」から、入門機ベストバイを決めました。
エアーバンド受信機の入門機最安値
最初に結論を言うと、優れた基本性能を示すアイコムの
エアーバンド受信機「IC-R6」が入門機ベストバイです。全域での高い感度、ライバル機を寄せ付けない高速スキャン&サーチ速度、乾電池の持ち時間も27時間と低燃費です。
IC-R6は、周波数を直接入力するテンキーが無いテンキーレスモデル。操作に関して出遅れる面はありますが、少ないボタンに短押しと長押し機能を持たせているので、基本的な操作に苦労することはないでしょう。むしろ、作り込まれた操作系はIC-R6の魅力かもしれません。
実勢価格も19,800円と、
エアーバンド受信機の入門機最安値で2万円を切っています。基本性能の高さと手に入れやすい価格は、上位機種を超えるコストパフォーマンス。上位機種と比較しても、ベストバイの上位を争うほどの実力の持ち主がIC-R6なのです。
先進性を感じるエアーバンド受信機
このため、IC-R6はビギナー向け
エアーバンド受信機として購入しても、末永く使えるはず。ただし、基本設計は1998年なので、ディスプレイは旧来のセグメント方式を継承しています。そのため、ビギナーには各種設定時に表示される英字の略号が理解しにくいのが唯一の欠点です。
アルインコの「DJ-X81」と八重洲無線の「VR-160」の基本性能は、
エアーバンド受信機として平均的なもの。残念ながら、IC-R6には及びません。両機を選ぶ理由はそのキャラクター性にあります。
DJ-X81は上位機種の象徴であるテンキーを装備するワンランク上の
エアーバンド受信機の入門モデル。テンキー付き
エアーバンド受信機が欲しいビギナーはこちらでしょう。実勢価格は28,500円となっています。
一方のVR-160は、コンパクト設計に多機能を盛り込んだ1台。ドットマトリックス方式のディスプレイやリチウムイオンバッテリーの採用など、次世代機として1歩先を行った設計です。コンパクトなボディに先進性を感じる人にオススメ。
実勢価格は23,200円です。
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