曜日や時間帯を問わず大量のクルマが走る「首都高速」は、距離に応じた料金システムに変わって以降は回数券がなくなり、ETCを使うだけで基本的にお得になるため追加で行われる割引も数多くありません。しかし、ETC限定の高速料金割引も一部区間には用意されているのです。首都高速へETC利用でお得に乗る3パターンを見ていきます。

首都高のETC割引に「都心流入割引」

首都高速のETC割引のひとつは「都心流入割引」と呼ばれるもので、都心環状線内から外側に向かう路線については、「外環道接続部相当」までの区間に上限金額を設けるというものです。湾岸線横浜方面は浮島JCT、横羽線は羽田ランプ、渋谷線は用賀ランプ、新宿線は高井戸ランプが「外環道接続部相当」となります。

この上限料金は「外環道接続部相当」から都心環状線でもっとも近いランプまでの距離相当となります。例えば、池袋線であれば、美女木JCTから神田橋ランプまでといった具合です。なお、例外的に川口線と都心環状線との接続は箱崎JCTとして計算。大師ランプ利用時の「外環道接続部相当」は大師ランプになります。

都心流入割引は、その仕組みから都心環状線を対角線上の逆側まで移動する際に威力を発揮します。例えば、三郷JCT~霞ヶ関ランプであれば通常普通車1030円かかるところが880円となり、150円割安です。なお、通常に計算した方が上限料金より安い場合は、そちらの料金が適用されます。

都心流入割引とは別に、首都高速には「都心流入・湾岸誘導割引」という似た名称のETC割引が用意されています。こちらは、東京都心~横浜市中心部を走行する場合、湾岸線を利用すると料金を割引にするもの。かつて渋滞による公害が問題とされた横羽線の川崎区間の通行量を減らすために導入されました。

イオン首都高カードで20%のETC割引

都心流入・湾岸誘導割引となるランプは、東京都心側が都心環状線内と台場線・湾岸線臨海副都心~浮島JCT間で、横浜市側が浮島JCT~本牧JCT・三ツ沢線・狩場線・横羽線生麦JCT~石川町JCTです。この区間を湾岸線ルートで走行した場合、上限料金が普通車950円となります。

都心流入・湾岸誘導割引は、使い方次第でおトク度が高くなり、例えば狩場ランプ~神田橋ランプのような走行では、通常1320円のところが950円で済み、約30%近い割引率になります。このため、東京~横浜間を移動する際は湾岸線を利用すると有利と頭に入れておいた方がよいでしょう。

また、首都高速をお得に走行する方法として、イオンカードと提携して発行中の「イオン首都高カード」を利用する方法があります。イオン首都高カードは年会費無料で、ETCカードも同時に発行され、その手数料もかかりません。

そして、イオン首都高カードで発行したETCカードを利用すると、日曜日の首都高速通行料金が回数無制限で20%オフになるのです。さらに、イオン首都高カードを首都高速のPAで利用した分については、イオンカードのポイントプログラム「ときめきポイント」のポイントが5倍という特典も用意されています。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「首都高でETC割引でお得に走行する3パターンは?