規制や制限が厳しくなればなるほど、その反動で“抜け道”への興味や関心が大きくなるものです。「タダ見」に関していえば、2000年代のアナログ放送末期、ケーブルテレビのスクランブルを(擬似的に)解除する万能CATVチューナーが跋扈しました。そして今、海賊版ネットテレビ端末が注目を集めています。

中華製のAndroid TV Boxに危険な機能

デジタル化が進んだ2010年代になると、さまざまなタダ見のためのツールやソフトが現れては消えていきました。そしてここ数年、熱視線を送らざるをえないのが中華製のいわゆる「Android TV Box」です。

Android TV Boxとは、AndroidOSを内蔵したHDMI接続のメディアプレーヤーの一種なのですが、“海賊版ネットテレビ視聴機器”として、アジアに広く蔓延しています。

有名メーカーの一般的な表製品のAndroid TV Boxの場合、Google PlayからNetflixやTVerなどのアプリをインストールし、テレビの大画面で見るのに使われます。しかし、一部の中華製品の中には、タダ見専用サーバにつながる裏アプリを用意しているブツがあるのです。

日本を含めたアジアのテレビ放送のリアルタイム視聴、そして映画やアニメ作品が見放題の海賊版VODサービスの利用が可能…。そんな非常に危険な機能を備えています。

UBOXはタダ見プレーヤー代表シリーズ

近年、中国では日本のテレビ局と提携し、人気アニメなどの公式配信も進んでいますが、それは表層に過ぎず、実のところ、日本コンテンツは食い物にされまくっているわけです…。

ただ、こういった機器の存在は日本側の著作権団体も把握しており、日本からの要請によって台湾では「不正ストリーミング視聴機器」として摘発されたものもあります。そういった事情もあってなのか、製品は定期的に入れ替わるようです。

そんなタダ見プレーヤーの代表格が「UBOX」シリーズです。その存在が知られるようになったのは2016年、「UBOX3」が始まりです。それ以降、定期的にリニューアルされ、日本語にも対応しています。

基本的には海外在住の中国人向けの製品ですが、日本人もターゲットになっていると思われます。「UBOX8」は2020年9月頃に発売された最新モデル。ボディ下部にLEDのラインが入るなど、ベースのデザインも変更されています。

「UBOX8 PRO MAX」のサイズ/重さは110W×18.5H×110Dmm/約150gです。OSはAndroid10.0で、映像出力端子はHDMI×1。実勢価格は20,000円です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「無料で何でも見放題になる「UBOX」シリーズとは