旅行代金の35%を割り引き、15%分を地域クーポン券で受け取れる「GoToトラベル」の利用者は増える一方。そして、高速道路にもGoToトラベル適用となる「ETC乗り放題プラン」が用意されています。このうち、NEXCO東日本が発売するETC乗り放題プランについて、ドライブでお得に活用する方法を見ていきます。

GoTo対象ETC乗り放題プランが割高

NEXCO東日本は、GoToトラベルに対応したETC乗り放題プランを二輪車限定を含め12プラン用意しています。普通車・軽自動車で利用可能なのは「北海道周遊パス」「東北6県周遊パス」「北東北周遊パス」「南東北周遊パス」「群馬・長野・新潟周遊パス」「栃木・茨城周遊パス」「千葉・茨城周遊パス」の7種類です。

GoToトラベル対象のETC乗り放題プランは、同じくGoToトラベル対象となる旅館・ホテルへの宿泊とセットで利用する仕組みです。宿泊の予約は旅館・ホテルに直接行い、予約情報を仲介サイト「STAYNAVI」へ登録することで35%割引となり、さらに15%分の地域共通クーポンが受け取れます。

GoToトラベル対象のETC乗り放題プランは乗り放題エリアのみが設定され、そこまでの往復は別途通行料金が必要です。このため、発着地が乗り放題エリアに含まれているプランが一番お得。東京発着は「群馬・長野・新潟周遊パス」「栃木・茨城周遊パス」「千葉・茨城周遊パス」が該当します。

一方、発着地が乗り放題エリアに含まれないと、GoToトラベル対象で逆に割高になるケースが増えます。例えば、川口JCTから東北道経由で仙台宮城ICまで往復する場合、ETC休日割引で往復すると普通車で1万1100円。一方、GoToトラベル対象の「北東北周遊パス」を利用すると1万1370円と割高です。

ETC乗り放題エリア外の通行料金が鍵

ETC乗り放題エリアが離れている場合、GoToトラベル対象ETC乗り放題プランが割高になってしまう理由は、高速道路にはETC利用とは無関係に走行距離100~200km分が25%、200kmを超えると30%の割引があるためです。単純往復では、この走行距離による割引が大きく、おトク度が下がってきます。

東京から東北方面へ向かう場合、東北道であれば大和IC~若柳金成IC間への往復であれば「南東北周遊パス」利用が、鹿角八幡平IC以北への往復で「東北5県周遊パス」利用の方が割安です。

例えば、川口JCT~青森中央ICの往復はETC休日割引で普通車2万140円に対し、東北周遊パス利用では1万7520円と2620円お得になります。

また、東京から白河ラーメンを食べに行くようなケースでは「栃木・茨城周遊パス」を利用して、那須高原スマートIC~白河ICの通行料金を別途支払うという方法もあります。この場合、ETC休日割引の往復料金は普通車6820円に対し、周遊パス利用は4480円となって2340円割安です。

白河ICが含まれる「南東北周遊パス」ではなく「栃木・茨城周遊パス」の方がお得なのは、別途支払う那須高原IC~白河ICの通行料金が往復580円しかかからないため。このように、周遊エリア外で支払う通行料金を少なく抑えることが、GoToトラベル対象ETC乗り放題プラン選びには重要です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「GoTo対象ETC乗り放題プランが割高になるケース