パナソニックのミラーレスカメラLUMIX Gシリーズといえばマイクロフォーサーズ規格に対応し、背景ボケや高い色再現性で、動画撮影にも適したカメラとして知られています。とはいえ、最新機種は非常に高価、手頃な旧モデルは圧縮ビットレートの低さから映像の情報量が多いと細部の映りが甘くなりがちです。

LUMIX Gシリーズの画期的な裏ファーム

そんなLUMIX Gシリーズの欠点を補ってくれるのが「PTool」です。純正ファームウエアを改変して、動画撮影機能を大幅にアップデートしてくれる画期的な裏ファームといえるでしょう。

今回改造した「LUMIX DMC-GH1」は、動画の記録方式がAVCHDでビットレート17Mbps。最新の4K対応カメラには敵いませんが、PToolを使えばプロ用機種並みのビットレートを設定できます。最大100Mbpsまで対応していますが、安定して撮影できるのは36Mbps程度まででしょう。

LUMIX DMC-GH1は、2009年発売のLUMIX Gシリーズの2機種目。動画撮影対応モデルとして注目を集め、発売当初はボディ単体でも10万円前後と高価でしたが、今回は中古を8,800円でゲットしました。

LUMIX Gシリーズを高画質化する設定

PToolは純正ファームをカスタマイズして、カメラ本体に書き込むため、導入には本体に対応する公式ファームウエアが必要になります。まずは、パナソニックの公式サイトから最新バージョンのファームウエアをダウンロード。続いて、「Personal View」からptool3d.zipをダウンロードして解凍します。

PToolを起動して「Load Firmware」から公式ファームウエアをロード。ビットレートなどを変更したら、「Save Firmware」で書き出しです。カメラ本体でフォーマットしたSDカードのルート上に書き出したbinファイルを配置。カメラ本体でバージョンアップすれば導入完了です。

圧縮ビットレートを上げて高画質化する設定は次の通り。「Patches for end users」からVideo Bitrate FHD/SHAVCHDの動画項目でvideo bitrateを選択。ビットレートの数値を「16000000」から「36000000」に書き換えてファームウエアを書き出します。

この時、binファイルの名前を元のバージョン+1にすることで、カメラ本体が新バージョンと認識してくれる仕組み。このほか、動画の30分制限やISOの上限の解除に加え、NTSCとPALの変更なども可能です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「Lumix動画撮影機能を大幅アップデートする方法