NHKの新規受信契約を取り付ける、あるいは未払いの受信料を集金するといった仕事を行っているのは、NHK自身ではなく「NHK集金人」とも呼ばれる外注先のスタッフです。NHKはそうしたNHK集金人の外注先へ、新規契約1件につきどれぐらいの手数料を支払っているかを調べてみました。

戸別訪問によるNHK受信契約は175万件

NHKは、新規のNHK受信契約を結ぶ、あるいは未払いのNHK受信料を取り立てる「放送受信料の契約・収納業務(契約・収納業務)」を、ほぼすべて外部へ委託しています。現在は個人へ「地域スタッフ」として委託するケースは減りつつあり、全国各地の民間企業へ委託するケースが8割以上です。

こうした委託会社に対して、受信契約1件とるごとにどれぐらいの手数料が支払われているのでしょう。実は、NHKが契約・収納業務にかけているコストは発表されていて、ある程度の推計が可能です。

NHKが総務省へ提出した資料によると、2018年度にNHKが委託会社や地域スタッフに支払った費用は344億円。そして、契約・収納業務スタッフなどが戸別訪問を行い取れた契約数は175万件となっています。

新規のNHK受信契約につき受信料1年分

NHKが支払った費用を獲得した契約数で割ってみると、新規のNHK受信契約1件に対しておよそ「2万円」が、NHKから委託会社や地域スタッフへ支払われていることになります。

2万円という金額を現在のNHK受信料と比較すると、地上契約の年1万3990円より高く、衛星契約の年2万4770円より安いレベルです(いずれも口座振替・クレジットカードで12ヶ月前払い)。

すなわち、新規のNHK受信契約に対する報酬は、だいたい「受信料1年分」ということ。NHKとしては、新規の受信契約に1年分の受信料にあたる金額を支払っても、翌年以降は自動的に受信料が入るので、収支としては問題がないというわけです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「NHK集金人の新規契約1件あたりの報酬が判明した