白バイによる速度違反の取り締まりでは、さまざまなテクニックが駆使されています。そこで、交通機動隊に所属経験がある交通取り締まり一筋の元警部補に、速度違反で気を付けるべき白バイが「潜む」場所を解説してもらいました。白バイには速度違反の取り締まりでクルマの死角に潜むテクニックがあります。

白バイ隊員はまず交通の流れを読む

速度違反のクルマを探すために、白バイ隊員はまず交通の流れを読みます。人間は遅いクルマが前にいたら抜きたくなるもの。そこで、白バイが潜むのは「大型トラックの前」。ここで追い抜くクルマを待つわけです。

遅いクルマが作る交通の流れの悪さを利用することもあります。この場合に白バイが潜む場所は、先頭に回って第1通行帯に移動した「集団の先頭」です。飛ばしてくるクルマを待つには、この2つの場所が効果的なのだといいます。

とはいえ、速度違反のクルマを見つけても、白バイはそのまま追尾するわけではありません。速度違反の取り締まりでは、白バイは赤灯を点けて追尾。速度の測定には約7秒必要なので、その間に気づかれてはいけないからです。

白バイ隊員が駆使するテクニック

そこで、実際に速度違反を取り締まる際に白バイが駆使するのが、クルマの死角に潜り込む神業テクニックです。白バイはまずサイドミラーに映らないクルマの斜め後ろを潜んで走行します。

そして、運転者が信号などで気を取られた一瞬の隙を突いてクルマの後ろに回り込んで速度の測定をスタート。この時、白バイが潜むのがクルマの死角。サイドミラーとルームミラーに映らない絶妙な位置取りをするのです。

白バイ隊員はサイドミラーとルームミラーの死角に潜り込めるだけのドライブ技術を日々鍛錬。こうして、流れを読む鋭い勘と神業のテクニックで速度違反のクルマを一網打尽にしているのでした。

【関連リンク】
白バイ隊員がそっと教えるスピード違反の交渉術
覆面パトカーの見分け方は追い抜くクルマの車内
駐禁をとられても警察に出頭する必要はない
交通違反キップをサイン拒否したらどうなる?
駐車禁止を警察が取り締まれない「植え込み」

情報提供元:ラジオライフ
記事名:「白バイが速度取締りで潜り込むクルマの死角とは