何度もしつこく家を回り、受信契約を強気で迫るNHKの集金人。引越先にも現れてNHKの受信契約を迫られるなど、苦慮している人も多いはず。強引な手口によるトラブルも多く、ネットでも問題点が指摘されています。NHKの受信契約を拒否しても集金人が何度も訪問してくる理由を見ていきましょう。
NHKの受信契約は歩合制で報酬支払い
NHKの受信契約を迫る集金人とは、委託訪問員のこと。NHKの職員ではなく、業務委託をされた業者のスタッフか個人で業務を請け負う契約スタッフのことを指します。1人で訪問することがほとんどです。
以前は受信料の集金を実際に行っていましたが、現在は振り込みか自動引き落としなので集金は行っていません。NHK集金人の業務は、NHK受信契約の未確認宅から新規受信料契約を取ることや滞納分を納めさせることです。
NHK集金人は歩合制で、新規1契約につきいくらという報酬が支払われているようです。その額は15,000円といわれています。それとは別に、エリアの家を訪問する度に、NHK受信契約の成否とは関係なく数十円ずつもらえるとのことです。
NHK受信契約を拒否しても無限ループ
NHK集金人は、委託事業者であることを明記した身分証明書を首にぶら下げ、肩には契約情報を登録する「ナビタン」という情報端末をかけています。ナビタンは、その際の訪問情報を入力するためのものです。
そんなNHK集金人は「全戸点検」という名のもと、任された地域のNHK受信契約の未登録宅をひたすら訪問します。しかし、半年程度で担当者が変わることが多く、その際に引き継ぎが行われていないケースがほとんどだとか。
事情を説明してNHKの受信契約を拒否しても集金人が再び現れてイチから説明し直すというパターンも多々あるようです。担当者のローテーションと全戸点検により、無限ループする訪問が行われているようです。
【関連リンク】