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4千円台の中華ハンディ機は盗聴電波も受信する

2017.06.22 08:00
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安価なアマチュア無線機として知られる中華ハンディ機。2015年ごろからその中心的存在となっているのが「UV-5Rシリーズ」です。Amazonで4千円台で購入できます。このUV-5Rシリーズは改造することで盗聴電波も聞ける広帯域受信機にすることが可能。ただし、それには注意点がいろいろあるのでした。

中華ハンディ機はAmazonが発送

中華ハンディ機の中心的存在となったUV-5Rシリーズは、Amazonのマーケットプレイスで販売されているもの。大半が中国のショップですが、日本国内から発送するショップと中国から直送するショップに分かれます。
中華ハンディ機は不良品も多いので、返品や交換も十分にあり得ます。価格だけではなく、日本語での連絡ができるショップ選びが重要です。「Amazonが発送」を選べば、万が一の対応もAmazonが行います。
ただし、中華ハンディ機は日本向けのアマチュア無線機ではないため、オフバンド送信が可能。そのため、購入時のままではアマチュア無線局への登録ができないばかりではなく、オフバンド送信してしまうと電波法違反になります。

盗聴器の周波数は399~400MHz帯

このため、UV-5Rシリーズを広帯域受信機にするには、送信スイッチを撤廃しなければなりません。PTTボタンとアラーム送信機能があるCALLボタンのスイッチを破壊して、送信不能にします。
これで、UV-5Rシリーズを136~174/400~480MHzの受信機になったということ。これに加えて、汎用のメモリー管理ソフトの「CHIRP」で受信周波数を100~999MHzに書き換えると、広帯域受信機になるのです。
いわゆる盗聴器の周波数は399~400MHz帯。これで盗聴電波が受信できようになります。ただし、し拡張した周波数帯の感度はそれなりなレベル。なお、CALLボタンを押して動作する、FMラジオ放送は聞けなくなります。
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