おもしろ無線が受信できるテンキーレスのハンディ
受信機「IC-R6」に、新たにカラーバリエーションが登場しました。もちろん、IC-R6は同クラスモデルの約2倍という回転速度を誇るスキャン・サーチ速度などの性能はそのまま。未知の周波数探しにも役立つIC-R6のを詳しく見ていきましょう。
IC-R6は受信機の基本性能を追求
アイコムのテンキーレス
受信機の歴史は1998年の「IC-R2」からスタートして、2002年の「IC-R5」と続き、2010年に「IC-R6」へと進化してきました。IC-R6のコンセプトはIC-R2から一貫して変わっていません。
多機能性を追求するのではなく、
受信機としての基本性能を追求した手堅い設計がなされています。そんなIC-R6にカラーバリエーションが登場。従来のブラックに、メタリックのブルーとレッドが追加されました。
受信機本来の基本性能の高さを重視する使い方をするのであれば、IC-R6は“買い”です。国際VHF・エアーバンド・鉄道・バス・特定小電力トランシーバーなどの周波数がプリセット。盗聴器の電波も受信できます。
IC-R6は周波数探しに役立つ受信機
そんなIC-R6で特筆すべきは、テンキーレスモデルながら毎秒100チャンネル以上のサーチ速度を達成している点です。高速なのはサーチだけではありません。スキャン時の速度も毎秒52.7チャンネルと一切ストレスを感じさせません。それでいて停止動作も確実。盗聴器の電波など未知の周波数探しに役立つ
受信機です。
IC-R6にはニッケル水素充電池や充電器が付属。アルカリ乾電池の燃費は27時間ですが、充電池は約19時間。ただし、充電時間が15時間と長いのが難点です。エネループユーザーには、充電セット無しも選べるとありがたいかもしれません。
受信可能周波数範囲は0.1~1309.995MHz、受信モードはFM/ワイドF//AM、選択可能な周波数ステップ5/6.25/10/12.5/15/20/25/30/50/100/125/200kHzです。本体サイズは58W×86H×29.8Dmmで、重さは200g。標準価格は27,864円で、実勢価格は22,800円となっています。
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