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三菱重工、ウズベキスタンエネルギー省とMOUを締結


三菱重工業は、ウズベキスタンエネルギー省と共に電力の安定供給を目指す電源開発計画を研究する覚書を締結しました。この共同研究は水素混焼を含むガスタービンコンバインドサイクル発電所やその他の脱炭素技術の導入を検討し、2年の予定で実施します。また、ウズベキスタンは2030年までに再生可能エネルギーの発電比率を54%以上にする計画を発表しており、日本とのエネルギー協力強化も進められています。三菱重工は、エネルギートランジションとカーボンニュートラルに向けた戦略的取り組みを進めており、これを通じて持続可能な社会の実現を目指します。

東京, 2025年5月26日 - (JCN Newswire) - 三菱重工業は、ウズベキスタンエネルギー省(Ministry of Energy of Uzbekistan、以下、MOE)と、電力の安定供給を確保する電源開発計画を共同で研究するMOU(Memorandum of Understanding:覚書)を締結しました。

両者は、このMOUに基づき、主に以下の3項目に共同で取り組んでいます。

  • 三菱重工が納入した既存発電所の設備を活用し、電力の安定供給のための改造案を検討
  • 水素混焼の適用可能性を含む、新規ガスタービンコンバインドサイクル発電所の検討
  • その他の脱炭素技術を用いた将来の電源開発計画の検討

この共同研究は、MOEと当社間で合意した作業計画に基づき2年間継続するもので、経済産業省に採択された「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」事業の一部として支援を受けることになっています。

ウズベキスタン政府は先日、再生可能エネルギーによる発電比率を2030年までに54%以上とすることを目指した再生可能エネルギー導入計画を発表しました。一方、当社はこれまで、ウズベキスタンに火力発電設備を提供し、需要増加に対する電力の安定供給に貢献してきましたが、水素・アンモニア混焼や二酸化炭素の回収・利用・貯留(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage:CCUS)などのさまざまな脱炭素技術も提案することが可能です。そのため本研究を通じて、現在MOEが計画している将来の電源構成を評価し、再生可能エネルギーの導入支援や、さらなる脱炭素化を進める新しいシステムの導入などを検討します。

経済産業省とMOEは、再生可能エネルギー、水素・アンモニア、合成燃料、CCUSおよび高効率発電技術といった利用可能な全てのエネルギー源、技術などを活用する現実的なエネルギートランジションを達成するべく、日本とウズベキスタンのエネルギー協力強化のための協力覚書(Memorandum of Cooperation:MOC)を2024年1月に締結しています。今回の共同研究は、このMOCに沿っており、両国のさらなる協力を促すものです。

三菱重工グループは、2040年のカーボンニュートラル達成に向け、エネルギー供給時に脱炭素を目指す「エナジートランジション」に戦略的に取り組んでいます。今回の共同研究のように、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に寄与する取り組みを継続していきます。

三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。詳しくは: 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp

URL https://www.mhi.com/jp/news/25052602.html 


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