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広汽Hondaの開発区新エネルギー車工場が稼働開始


Hondaの中国法人は、広州で広汽Hondaの新エネルギー車工場の稼働を発表しました。この工場は、高効率・低炭素な生産体制を目指し、自動化技術やAIを活用した生産能力を強化しています。プレス・溶接工程の自動化や、AIを活用した溶接強度検査を実施し、物流要員の削減を図っています。環境面でも22メガワットの太陽光発電を導入し、年間CO2排出量を1.3万t削減予定です。さらに、VOC排出量も基準より70%以上削減を目指します。これらの取り組みは、Hondaの2050年カーボンニュートラル実現目標の一環であり、2027年までに10機種のEVを市場に投入し、中国でのEV販売比率100%達成を目指しています。

東京, 2024年12月23日 - (JCN Newswire) - Hondaの中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京、総経理:五十嵐 雅行)は、現地時間2024年12月23日10:00(日本時間:11:00)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

Hondaの中国における四輪生産販売合弁会社である広汽本田汽車有限公司(以下、広汽Honda)は、本日、広東省広州市に新設した開発区新エネルギー車工場の稼働を開始しました。

広汽Hondaの開発区新エネルギー車工場は、高効率・スマート・低炭素な生産体制を目指し、最新の生産設備を導入しています。プレス・溶接工程においては、部品搬送の自動化により物流要員のゼロ化を実現し、AIによる溶接強度検査をHondaとして初めて採用しました。また組立工程では、工程全体の約30%を自動化することで、高効率な生産ラインを実現しています。

環境面では、工場敷地内に合計22メガワットの太陽光発電システムを設置し、再生可能エネルギーを活用することで、年間のCO2排出量を約1.3万t※1削減する見込みです。また、新開発した低VOC※2塗料の採用や、工場排水に含まれる有害物質を100%処理できる設備の導入により、環境負荷の低減に取り組んでいます。工場からのVOC排出量は大気汚染への影響を最小限とするため、広東省の基準限度に対してさらに70%以上の削減※3を目指します。

※1 中国政府(生態環境部)によるCO2排出に関する基準をもとに計算
※2 Volatile Organic Compounds(揮発性有機化合物)
※3 Honda調べ

広汽Honda 開発区新エネルギー車工場広汽Honda 開発区新エネルギー車工場

Hondaは、「2050年にHondaが関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現」というグローバルでの目標を掲げています。中国においては、2022年に販売を開始したEV「e:N(イーエヌ)」シリーズに加え、2024年度に新たに発売を予定している次世代EV「烨(yè:イエ)」シリーズもあわせて、2027年までに10機種のHondaブランドEVの投入を予定しており、2035年までに中国でのEVの販売比率100%の達成を目指しています。

URL https://global.honda/jp/news/2024/c241223.html 


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