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NEC、神奈川と神戸に新棟としてグリーンデータセンターを開設し事業を強化


TOKYO, Sep 13, 2022 - (JCN Newswire) - NECは、データセンター需要の高まりを受け、100%再生可能エネルギーを活用したグリーンなデータセンターである「NEC神奈川データセンター二期棟」を2023年下期に、「NEC神戸データセンター三期棟」を2024年上期に開設します。

昨今のデータセンター市場は、需要が高まるとともに、その質的変化が生じています。具体的には、脱炭素社会の実現に向けた高い電力効率の実現や再生可能エネルギーの利用、企業や政府・自治体のDX推進に伴うパブリッククラウド利用の加速による接続性とセキュリティの確保などが求められています。

NECは、2030年度までの温室効果ガス削減目標を2017年度比55%減と定めており、この目標はSBTイニシアチブからSBT「1.5℃水準」(注1)に認定されています。この目標の達成とお客様の温室効果ガス排出量削減に貢献するため、100%再生可能エネルギーを活用したグリーンなデータセンターとして、新棟を開設します。また、より良いサービスを実現するため、耐災害性・高セキュリティを実現する「安全・安心」、省電力などによる「効率」、各種クラウドサービスへの接続を可能にする「コネクティビティ」の3つの観点でデータセンター事業を今後も強化していきます。

新設するデータセンターの特長

(1)耐災害性、高セキュリティによる高可用性(安全・安心)

地震や水害、停電、ネットワーク障害などへの優れた耐災害性を備えています。また、政府が運営する「政府情報システムにおける安全性を評価するセキュリティ評価制度」(ISMAP:Information system Security Management and Assessment Program、注2)へのデータセンター上で稼働するクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」(注3)の登録、金融機関等におけるシステムの安全対策ガイドラインである「FISC安全対策基準」(注4)の設備基準への準拠、セキュリティにおける内部統制を評価する「SOC2 Type2保証報告書」(注5)の取得など、高いセキュリティ水準を満たし高可用性を確保した安全・安心な環境を提供します。

(2)高い電力効率と再生可能エネルギーの活用(効率)

集中熱源、冷暖分離、発熱状況に応じた風量制御等の総合的な省エネルギー対策により、国内商用データセンターでは最高クラス(注6)となるpPUE(注7)1.16 (設計値)を実現します。また、太陽光発電による自家発電(注8)、グリーン電力証書(注9)、トラッキング付き非化石証書(注10)を組み合わせることで、100%再生可能エネルギーを活用します。

(3)各種クラウドサービスとの接続(コネクティビティ)

NECパブリッククラウド接続サービス(注11)の接続拠点があり、各種クラウドサービスとセキュアな閉域接続が可能です。更に、クラウド事業者との接続拠点を有するNEC印西データセンターを含め、お客様の希望されるロケーション、必要なクラウドサービスへの接続要件から最適な環境を提供します。

NECは今後もデータセンターサービスの提供を始め、クラウドサービスやSI、運用まで含めトータルでサポートすることで、お客様のビジネス拡大とDX推進に貢献していきます。また、「NEC 2030VISION」において「地球と共生して未来を守る」を掲げており、最先端のデジタル技術の活用を通じて脱炭素化を推進し、持続可能な社会の実現に貢献します。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202209/20220913_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。


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