TOKYO, Jul 25, 2022 - (JCN Newswire) - 三菱重工業は、グランドニッコー東京 台場(東京都港区)で開催された世界最大の溶接・接合国際会議「IIW2022」(7月17日-22日)において、カーボンニュートラル社会の実現に向けた三菱重工グループの取り組みについて講演しました。また、関連する製品・技術を東京ベイエリアで同時開催された「2022国際ウエルディングショー」(7月13日~16日)で紹介しました。
IIW2022オープニングセレモニーでは、経済産業省の木原 晋一氏に続き、当社常務執行役員・CTOの伊藤 栄作が「三菱重工グループのエネルギー転換への取り組み“MISSION NET ZERO“(注1)」と題した基調講演を行い、水素焚き、アンモニア焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電システムの開発状況や、水素焚きガスタービンの燃焼器におけるAM(Additive Manufacturing)技術の開発状況について説明しました。また、招待講演では「カーボンニュートラル実現に向けた三菱重工 原子力事業の取組みとそれを支える溶接技術」と題し、当社原子力セグメントがカーボンニュートラルに向けた原子力ロードマップ、革新型軽水炉、将来炉の開発状況ならびに高エネルギービーム溶接を中心とした溶接技術について説明しました。
一方、「カーボンニュートラルの実現と持続可能な発展を支える溶接・接合技術の革新」という共通テーマでIIW2022とコラボレーションした2022国際ウエルディングショーでは、特設展示コーナーに設けた三菱重工ブースにおいて、原子力(ロードマップ・革新炉、ITER(注2)、溶接技術・模型)や水素ガスタービン(ロードマップ、模型)、AM適用製品(ガスタービン高温部品)に関する取り組みを紹介しました。
18年ぶりの日本開催となった国際溶接学会(IIW:International Institute of Welding)の年次大会・IIW2022には、国内外から数百人規模の関係者が参加し、基調講演のほか、溶接・接合技術に関するパネルディスカッションや技術委員会などが実施されました。また、日本最大の溶接・接合、切断技術に関する展示会である2022国際ウエルディングショーには、国内外から延べ10万人以上が来場しました。
三菱重工グループは、MISSION NET ZEROの活動を通じて、幅広い製品群・サービス群による多種多様な産業の共存を⽬指すとともに、環境価値だけではなく経済価値も両⽴することで、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。
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三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。詳しくは: 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
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