今回、一般財団法人日本繊維製品品質技術センター(Q-TEC)において実証試験(注1)が実施されました。具体的には、三菱重工サーマルシステムズ製の空気清浄フィルターのろ材にSARS-CoV-2が含まれたウイルス液を接種、そのまま35℃の恒温槽に1時間静置した後、かき混ぜたものを回収し、プラーク測定法(PFU:Plaque Forming Units)(注2)によりウイルス感染価を測定しました。その結果、対照試料であるSARS-CoV-2が含まれたウイルス液(1時間放置後)と比較して、空気清浄フィルターのろ材の不活性化率は99.998%となり、反応時間1時間でほぼ完全にSARS-CoV-2を不活性化できることが確認できました。
室内空調システムに応用可能な空間からのウイルス除去・不活性化に関する研究は、室内におけるウイルス対応の検討促進に寄与するものであり、社会的にも喫緊の課題となっています。三菱重工サーマルシステムズは、今後もこの分野における研究を続けることで抗菌・抗ウイルス技術の開発につなげ、安心して暮らせる社会の実現に貢献していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mhi.com/jp/news/210512.html
概要:三菱重工業株式会社
詳細は www.mhi.co.jp をご覧ください。
Copyright 2021 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com