当社は中期経営計画「EWAY2025」において、「予知・予防」と「治癒」の実現をめざし、神経領域とがん領域に集中したイノベーション創出の取り組みを進めています。今回、がん領域における個別化医療実現に向け、新たな遺伝子解析技術獲得を目的としてLiquid biopsyによるゲノム解析に優れた専門性を有する米国のバイオベンチャーであるPGDx社との共同研究開発契約に至りました。
当社は、創出した遺伝子パネル検査技術を用い、Liquid biopsyとして血中の循環腫瘍DNA(circulating tumor DNA; ctDNA)を測定することで、発がん、再発・転移や薬剤耐性化などのがんの進化(Cancer Evolution)の解析に取り組みます。既存の抗がん剤に対する抵抗性に関与し新たな創薬標的となる遺伝子異常の特定や、新薬の臨床試験への遺伝子パネル検査技術の活用をめざし、将来的にはがんの早期診断、個別化医療、治癒を実現するゲノム医療への活用に取り組みます。
当社は、最先端のLiquid biopsy技術に基づくがんゲノム医療を加速するとともに、長期的にがんの進化をモニタリングすることで、予知や予防、がん治癒に至る治療の創出につながるオンコロジーエコシステム構築をめざした取り組みを進め、がん患者様とそのご家族、さらには医療従事者の多様なニーズの充足とベネフィット向上により一層貢献してまいります。
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概要:エーザイ株式会社
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