同施設は、三菱重工業の設計施工により1995年3月に完成、4月に稼働したものです。処理能力400トン/日のストーカ炉3基および関連設備で構成され、2万2,000kWの発電能力を備えています。
今回受注した焼却炉等改修工事では、経年的に劣化した焼却施設の受け入れ供給設備・燃焼設備・燃焼ガス冷却設備・通風設備・灰出し設備・計装設備などを対象に主要機器の更新等を行います。また、MHIECが特許を持つ安定燃焼に寄与する「新燃焼制御システム」の採用や各種電動機に高効率モーターやインバータを採用することによる省エネ化をはかり、CO2排出量を年間6.3%以上削減することで地球温暖化抑制にも貢献します。
一般廃棄物焼却施設を長寿命化するとともに温暖化対策も施す改良工事は増加傾向にあります。加えて、国が2010年度に関連する交付金支援制度(注2)を創設したことで、さらに活発化しています。
MHIECは、三菱重工が長年培ってきた環境装置分野の技術開発力と国内外を含めた豊富な廃棄物処理施設の建設・運営ノウハウを2008年に継承。多数の実績に基づく、建設から運営まで含めた総合的ソリューション提案力を強みとしています。
MHIECは、今回の受注とこれまでの実績をベースに、既存廃棄物処理施設の省エネ化や安定稼働の維持・向上、さらに維持管理費などを含めたL.C.C.(ライフサイクルコスト)低減に向けた提案を積極的に推進し、受注拡大をはかっていきます。
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概要:三菱重工業株式会社
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