高張力鋼板を自動車の部材に用いると必要な耐力をより薄肉で確保できるため、車体を軽量化することができ、操縦安定性能の向上や燃費性能の改善に貢献できます。また、衝突安全性能を確保するために高い強度も求められており、より高強度な鋼板の適用が期待されていました。
これまで冷間プレスで成形した部品を車体構造に採用する場合、成形性や加工後の寸法精度の確保の難しさから、高張力鋼板の強度は1180MPa級の採用に留まっていましたが、それぞれ共同で技術開発に取り組み、適正な製造条件を定めることで、1310MPa級高張力鋼板の採用を可能にしました。
新型「MAZDA3」に1310MPa級高張力鋼板を採用した部品は、フロントピラーインナー、ルーフレールインナー、ヒンジピラーレインフォース、ルーフレールレインフォース、No.2クロスメンバー、サイドシルインナーレインフォースで、従来車の同部品と比べると合計で約3kgの軽量化を達成しています。
マツダは、クルマ本来の魅力である「走る歓び」の提供をとおして、美しい「地球」と心豊かな「人」・「社会」の実現に貢献する商品開発に取り組んでいます。今後とも、クルマのある生活を通じて、お客さまの人生においてかけがえのない存在となり、お客さまと特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2019/201901/190110a.html
概要:マツダ株式会社
詳細は www.mazda.co.jp をご覧ください。
Copyright 2019 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com