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福岡造船と富士通、造船の生産性向上に向けAR技術を活用した船舶部品の管理システムを運用開始


TOKYO, Apr 5, 2018 - (JCN Newswire) - 福岡造船株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:田中敬二、以下 福岡造船)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也、以下 富士通)および株式会社富士通マーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤田正美)とAR技術を活用した船舶部品の管理システムを共同で開発し、このたび運用を開始しました。

本システムは、1隻の化学薬品タンカーを建造する際に使用する配管約1万5千点以上の部品にARマーカーを貼り付け、現場作業員がマーカーをタブレットで読み取ることで、各部品の種類や取り付け位置などを瞬時に確認することができます。また、配管を製造する外注業者も本システムで納品予定の部品の情報を管理することで、福岡造船は外注業者の部品の製造状況や納品状況を一括で把握することができます。これにより、現場でこれまで紙ベースで行っていた部品ごとの図面の確認や、広大な資材置き場に置かれている部品の追跡が容易になるほか、造船の製造工程にあわせたタイミングで外注業者へ納品依頼をすることなどが可能になります。福岡造船では、本システムにより、外注業者による配管製造から造船への配管取り付けまでの作業工数について約35%の削減を目指します。

なお、本プロジェクトは、国土交通省が推進する、IoT技術やAIを活用し、造船の生産性向上のための技術開発支援を目的とする海事生産性革命(i-Shipping)の一環として行うものです。

本システムは、2018年4月11日(水曜日)から4月13日(金曜日)に東京ビッグサイト(場所:東京都江東区)で開催される「Sea Japan 2018」にて、両社それぞれのブースで展示いたします。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2018/04/5.html

概要:富士通株式会社

詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。

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