starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

エーザイ、痛風治療剤「URECE」(一般名:ドチヌラド)を中国において新発売


東京, 2025年7月14日 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、痛風治療剤「URECE®」(中国製品名「优乐思®」、一般名:ドチヌラド)について、中国において新発売したことをお知らせします。本剤は、2024 年 12 月に「高尿酸血症に伴う痛風」の適応で、中国国家薬品監督管理局(NMPA)より承認を取得しました。

本剤は、株式会社富士薬品(本社:埼玉県、以下 富士薬品)が創出した新規の痛風・高尿酸血症治療剤です。腎臓での尿酸再吸収に関与するトランスポーター(URAT1)を選択的に阻害することにより、尿酸の再吸収を抑制し、血中尿酸値を低下させます。

当社は、富士薬品とのライセンス契約により、中国および ASEAN 5 カ国(インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ)における独占的開発権・販売権を有しています。中国での承認は、当社が中国で 451 人の痛風患者様を対象に実施した、多施設共同、実薬対照、二重盲検、並行群間比較、無作為化臨床第Ⅲ相試験の結果に基づいています 1。本試験の主要評価項目である24週時点の血清尿酸値が6.0mg/dL以下の被験者の割合は、ドチヌラド群で73.6%[95%信頼区間(CI):67.8、79.5]、対照薬のフェブキソスタット群で 38.1%[95%CI: 31.6、44.5]となり、ドチヌラド 4mg のフェブキソスタット 40mg に対する統計学的優越性が確認されました(割合の差 35.87%[95%CI: 27.36、44.37、p<0.001])。(参考資料「3. 臨床第Ⅲ相試験」参照)。ドチヌラドについて、当社は、中国のほか、タイ、フィリピンでも承認を取得しています。

痛風はあらゆる年齢で発症する可能性があり、女性よりも男性に多く見られ、急性発作時には関節の激しい痛み、浮腫、発赤、炎症を発症することがあります。痛みは数日かけて徐々に軽快しますが、数週間続く場合もあります。治療せずに放置すると、関節組織が損傷して変形し、日常の動作が制限され、生活の質が低下する可能性もあります 2。

中国における痛風の有病率は上昇傾向であり、現在の痛風患者様は約 2,300 万人と推定されています 3。社会経済の発展に伴う生活習慣や食嗜好の変化等に伴い、患者数は今後も増加することが予想されています。当社は、中国におけるより多くの痛風患者様に本剤を新たな治療選択肢としてお届けし、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上に、より一層貢献してまいります。

URL https://www.eisai.co.jp/news/2025/pdf/news202546pdf.pdf 


Copyright 2025 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    おすすめ
    1. 抗炎症薬市場の未来予測:2033年までに2,534億米ドルへ到達、年平均成長率8.43%の成長要因と薬剤別・投与経路別の市場構造分析【グローバル&日本視点】

    2. エーザイ、抗アミロイドβ抗体レカネマブの創薬研究が「第 9 回バイオインダストリー大賞」を受賞

    3. エーザイ、厚生労働省の中央社会保険医療協議会による「レケンビ」の費用対効果評価について

    4. ピルビン酸エチルの市場規模、シェア、成長動向、および2032年までの予測分析

    5. エーザイ、CDP から「サプライヤー・エンゲージメント評価」において最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定

    6. レオ ファーマ、ANZUPGO®(デルゴシチニブ)クリームの米国FDA承認を発表

    7. レポートオーシャン株式会社プレスリリース :日本掻痒症治療薬市場は、皮膚科医療の需要増加と革新的な治療パイプラインの進展を背景に、2033年までに10億7,550万米ドルに達すると予測されています

    8. イーヘルスクリニック新宿院、約130万人が悩む痛風に関する調査を実施 【合併症のリスクを知らず「症状がなければ受診しない」が50%超】

    9. 前庭神経炎治療市場:世界調査報告書、需要、規模、開発、シェア、成長、動向、展望(2025年~2035年)

    10. 3Dプリント医薬品市場の世界展望(2025-2033年):4億0329万米ドル規模、年平均成長率15.35%達成に向けた産業機会と技術革新【日本の医療・製薬業界向けレポート】

    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.