合言葉は「いちはやく」新たなダイヤル【189】に込められた意味

手遅れになる前に

年々増えていると感じる幼児虐待や児童虐待のニュース。

統計でもここ10年で児童相談所への相談件数は約2.8倍になっているそうです。

7月1日から全国共通の児童相談所窓口の電話番号が「189」に変更になりました。

今までは10桁の番号でしたが、「いちはやく」という意味も込め、より覚えやすい番号として採用されました。電話すると最寄りの児童相談所の窓口に繋がり、相談をすることができるそうです。

実は3桁の番号が追加されたのは15年ぶりだそうです。

変更に伴う対策

かけやすい番号になれば当然、問い合わせ件数も増えるはずです。そこで厚生労働省は人件費を最大で1千万円ほど倍増させました。

東京都では臨時職員を配置し、夜間は専門の相談員が対応するとのことです。

千葉市では1週間ほど電話対応の職員を増員する予定とのことです。

対策をしなければならない現状

対策をしなければならないほどの状況だということを理解しなければなりません。

何か異変を感じたら他人と思わず相談所に報告するのも手段だと思います。

手遅れになる前にいちはやく虐待を防ぎましょう。