謎解きをしながら障害やDEIを学ぶ企業研修を提供する、新会社「株式会社ライズ&プレイ」が2025年5月に設立。
本企業の設立に伴い、2025年5月15日に謎解きで学ぶダイバーシティ研修体験会を、東京都江東区(門前仲町)で開催すると発表した。
「謎解きで学ぶダイバーシティ研修体験会」5月15日開催
ライズ&プレイは、個人及び企業・団体向けの研修・教育サービスの運営や、DEIを目的とした商品開発や興業の企画、立案、監修及びコンサルティング業務、障害者に関わる支援やサービスの企画・立案・監修及びコンサルティング業務などのほか、電子を含む書籍等の企画・編集・製作・出版及び販売を行っていく。
代表取締役を務める和久井香菜子氏は、合同会社ブラインドライターズを2019年に設立し、障害のあるスタッフを優先的に採用・運営してきた。
その中で、社会の障害に対する不理解や、進まないバリアフリーやダイバーシティに問題を感じるようになったのだそう。
ブラインドライターズでは「障害者雇用で就職したけれども、会社に馴染めず退職してしまう人」が少なくなかったことや、特に視覚障害者への理解が非常に乏しく、就業の大きな壁となっている。
また〝遊び〟のバリアフリーが進んでおらず、選択肢の少なさも問題だと感じたことで、ライズ&プレイはこれらの問題を解消するべく「謎解きで学ぶダイバーシティ研修」「バリアフリーな謎解き、脱出ゲーム、ボードゲーム」といったサービスを中心に提供を行っていくと説明した。
謎解きで学ぶダイバーシティ研修
本サービスでは、聴覚や視覚を遮断し、仲間と一緒に謎解きを行っていく。
障害を疑似体験することで、マイノリティとは何かを実体験することが可能。
また、多様な仲間と作業をすることで、必要な配慮やインクルージョンデザインについて考える機会を提供する。
「DEIは必要だ」と思っていても「なぜか」を身近なこととして考えられる人は多くはないかもしれない。
アクセシビリティ推進に難航している企業やチーム、障害者雇用を控えていたり、現在問題を抱えている団体はぜひ受講を検討してみてはいかがだろうか。
バリアフリーな謎解き、脱出ゲーム、ボードゲーム
謎解きや脱出ゲーム、ボードゲームは20〜30代を中心に大人気の娯楽だ。
知恵を絞り、ひらめきで問題解決をする遊びで、周囲を気遣いコミュニケーション能力を養ってくれるツールでもある。
しかし現在、これらはとてもバリアフル(障害がたくさんある、バリアフリーの対義語)だ。
学びの多い娯楽だからこそ、バリアフリーにして多様な人たちと遊べる環境を作ることが大切。
バリアフリーのボードゲーム企画第一弾として、ライズ&プレイは「デコどうぶつしょうぎ」のクラウドファンディングを開始する。
「ダイバーシティ研修」体験会詳細
日時:2025年5月15日 19時〜(1時間半程度を予定)
場所:東京都江東区永代2丁目20-8河田ビル1階
参加費:5,000円
募集人数:30人まで
申込み:https://riseandplay1.peatix.com/view
企業HP:https://riseandplay.studio.site/