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森未来が全国木材組合連合会と共催する「4号特例改正」対応とJAS構造用製材の活用オンラインセミナーを開催


株式会社森未来は、全国木材組合連合会と共に、構造設計とJAS構造用製材の活用を促進するオンラインセミナーを開催します。2025年4月から、「4号特例」が縮小されることで、木造住宅の構造計算や書類提出が求められるため、多くの設計士や工務店がこの変化に対応する必要があります。セミナーではJAS構造用製材の重要性と可能性を、設計士と製材所の視点から解説します。1回目のセミナーは1月27日、2回目は2月25日に開催され、いずれも無料で参加可能です。

「Sustainable Forest」をミッションとする株式会社森未来は、全国の木材・木製品製造流通会社が加盟する一般社団法人 全国木材組合連合会と共催で、設計士・工務店・製材所向けに「4号特例改正」対応とJAS構造用製材の活用促進を目的としたオンラインセミナーを開催する。

 

「4号特例改正」対応とJAS構造用製材の活用促進オンラインセミナーを1月・2月に開催

現在、木造建築におけるJAS(日本農林規格)構造用製材の活用は限定的。しかし4号特例の縮小にともなって、構造計算や壁量計算が必要となる木造住宅が増加するなか、JAS構造用製材の果たす役割は極めて重要になっている。

この「4号特例縮小」とは、これまで建築基準法6条1項4号に該当する建築物について建築士が設計を行う場合に構造関係規定等の審査が省略されていた。しかし2025年4月以降は「建築確認・検査」「審査省略制度」の対象範囲が変わり、確認申請の際に構造・省エネ関連の図書の提出が必要になる、というものだ。

これまで日本の木造住宅の多くは「4号建築物」に該当し、いわゆる「4号特例」により確認申請において構造設計に関する書類の提出が省略できた。

しかしこの制度が誤解され、設計者が構造設計に積極的に関与せず、実質的に大部分をプレカット工場に任せてしまうケースが後を絶たないのだ。

設計者は本来、構造設計に責任を持ち、建築物の安全性を確保する必要がある。そして今、この状況に大きな変化が訪れている。

4号特例の縮小にともない、構造設計の審査が必要となる木造住宅が増加。しかし、設計事務所や工務店の約半数が4号特例の改正とそれにともなう構造設計に関する書類の提出義務を未だ認識していないのが現状だ。

設計事務所や工務店にとってJAS構造用製材は、単なる部材選択を超えて建物の資産価値向上に直結する重要な選択肢となっている。

また、住宅着工戸数が減少するなか、JAS構造用製材をどのように供給するかは、地域の製材所にとって今後の生き残りを左右する重要なもの。

そこで本セミナーでは、設計士や工務店に差し迫る4号特例改正への対応と、JAS構造用製材を「使う立場」と「作る立場」の双方の視点から、その価値と可能性を解説。

本イベントは全2回の構成となっているものの、どちらか好きな回だけの参加も可能となっている。

設計士や工務店・製材所の担当者で、この「4号特例改正」とJAS構造用製材の活用について学びたい方は参加してみてはいかがだろうか。

 

セミナー詳細

●第1回:工務店の信頼を高めるJAS構造用製材がもたらす品質

日時:2025年1月27日 17時〜18時30分(16時45分開場)
URL:https://www.etree.jp/content/event_notice/jasseminar01/

講師:アトリエフルカワ一級建築士事務所 古川泰司氏

●第2回:製材所の生き残りをかけたJAS構造用製材の可能性と活用

日時:2025年2月25日 17時〜18時30分(16時45分開場)
URL:https://www.etree.jp/content/event_notice/jasseminar02/

講師:二宮木材株式会社 二ノ宮泰爾氏

開催場所:オンライン(Zoomウェビナー)
定員:各回300名
費用:無料
共催:全国木材組合連合会、株式会社森未来

森未来:https://shin-mirai.co.jp/
BtoB向け木材プラットフォームeTREE:https://www.etree.jp/

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