介護業界のICT活用を推進する株式会社ビーブリッドは、LINE WORKS株式会社と共同で「LINE WORKS」をこれから導入する介護事業者向けに補助金申請代行支援を開始したことを発表した。
「ビーブリッド × LINE WORKS」補助金申請代行支援を開始
介護業界では、高齢化による介護サービスへの需要増や人材不足といった課題に対し、現場の生産性向上が求められている。
課題解決においてICT活用は有効と考えられているものの、ツールの導入費用や導入における工数の発生などから、なかなか導入に踏み切れないという事業者も多く存在しているのが現状だ。
過去にLINE WORKSが実施した調査においても、BCP対策のためのITツール導入に関して「検討はしたが導入していない」が介護事業者でも4割を超え、ITツール導入への障壁から希望どおりに進められていない状況が明らかになっている。
厚生労働省が実施している介護テクノロジー導入支援事業(仮称)は、ICTツールの導入に関して導入費用の一部が補助されるなど、介護事業者のDX推進にとっても非常に有益な支援。
しかし、補助金制度への申請は確認事項が多岐に渡っており、現場からは「申請方法がわからない」「時間が取れない」といった声が多く、介護が必要な方と向き合う現場の社員にとってハードルが高く、リソース不足などを理由に申請を見送る事業者も多く存在した。
このような課題を解決すべく、株式会社ビーブリッドとLINE WORKS株式会社は補助金申請代行支援を開始し、介護サービスや介護現場の生産性を向上するためのサポートを行うことを発表。
「LINE WORKS」の導入を予定している介護事業者が特設サイトから申し込みを行うことで、補助金申請をスムーズに行うことが出来るほか、LINE WORKSに関する問い合わせや申請に関する相談も可能になる。
本サービスを通じてLINE WORKSの利用を検討している介護事業者の負担を軽減し、DX推進への一歩をサポートしていくとビーブリッドは説明。
そして、令和6年度の補助金対象となっている「LINE WORKS」を活用することで、介護現場での情報共有やコミュニケーションを円滑にし、介護事業における業務課題解決を支援することを目指す。
補助金申請サポート特設サイト:https://lp.line-works.com/kaigo_subsidy_application/
補助金活用セミナーを開催
ビーブリッドでは介護事業者向けに、補助金申請や活用に関するオンラインセミナーを6月26日14時より開催。
ビーブリッド代表の竹下康平氏が登壇し、補助金活用とICT導入のポイントを解説する内容となっている。
介護事業者向けの補助金は都道府県ごとに受付が行われ、多くの自治体が夏から秋にかけて募集を行っているものだ。
令和6年度の申請に向け、夏直前のタイミングにぜひ参加してみてはいかがだろうか。
セミナー概要
●チャットツール導入検討中の方必見!介護事業者のための補助金活用セミナー
日時:6月26日 14時~15時30分
開催方法:オンライン
主催:LINE WORKS株式会社
登壇者:
株式会社ビーブリッド 代表取締役 竹下康平氏
LINE WORKS株式会社 谷ひかる氏
対象:
・介護・福祉事業者の経営者、管理者、ICT担当者
・補助金の概要や申請について知りたい方
・チャットやインカムなどのICTツールの導入を検討している方
URL:https://lp.line-works.com/kaigo_subsidy_seminar/