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若手エンジニアの成長格差問題に挑戦するレアゾンのプロジェクト「GIFTech」始動


株式会社レアゾン・ホールディングスは都内で、Z世代を含む若手エンジニアとIT先進企業のエンジニアとの成長格差問題に挑戦する「GIFTech ~テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能~」プロジェクトの記者発表会を開催した。

 

レアゾン・ホールディングスが「GIFTech」プロジェクトを展開開始

レアゾン・ホールディングス(以下、レアゾン)は、スマートフォン向けゲームとして人気漫画“ブルーロック”を題材とした「ブルーロック Project: World Champion」等のゲーム事業をはじめ、広告事業、営業・代理店事業、ブロックチェーン事業、投資事業など幅広くサービスを展開。

フードテック事業ではデリバリー&テイクアウトアプリの「menu」の開発・運営も行っている。

そのレアゾンが今回展開を開始することを発表したプロジェクトが「GIFTech ~テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能~」だ。

本発表会にはレアゾンより大泉共弘氏が登壇。

また、同社の窪田浩之氏と佐藤貴子氏がZ世代エンジニア代表として、さらにmenu株式会社の友兼論史氏と株式会社Preferred Roboticsの寺田耕志氏が登壇した。


左から大泉氏、窪田氏、佐藤氏、寺田氏、友兼氏

 

本プロジェクト立ち上げの経緯

レアゾンの大泉氏と窪田氏は、発表会冒頭に本プロジェクトについて説明を行った。

「エンジニアの創造性を刺激し、モノ創りの喜びを再発見するためのプロジェクト」であると説明し、仲間と共にプロダクトやサービスを共創することで、“ゼロからサービスを開発するアイディアや技術を深掘りする力”を身につけるための機会を提供。

MVP(Minimum Viable Product=ユーザーに必要最低限の価値を提供出来るプロダクト)を学ぶアカデミーや、著名インフルエンサーの要望に応えたサービスをチームで制作することで、賞金の獲得だけでなく自身のキャリア向上を図る次世代型ハッカソンを通じて「テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能」を伸ばす事を目指す。

大泉氏は途中映像で紹介された、Preferred Roboticsの家庭用自律移動ロボット「カチャカ」の事例を出し、

「こういったプロダクトを開発するのにビジネスとクリエイティビリティ、そしてテクノロジーの3点を抑えることが非常に重要かなと思っています。今の時代にクリエイティビティがあっても、他を全く知らないと通用しない。」

と説明。

同社内で実施した意識調査、そしてそれに伴って行ったZ世代エンジニア向けの意識調査の結果が本プロジェクト発足のきっかけであることも紹介し、若手エンジニアのスキルを伸ばして成長格差問題に挑戦するプロジェクトとなっていると話した。

また、本プロジェクトの内容は公式YouTubeチャンネル「GIFTech CH」で公開予定。より多くの方の興味をひき、情報・知識を共有出来るよう図るとも説明している。

 

エンジニア3名によるトークセッション

GIFTechプロジェクト発表の後には、佐藤氏・寺田氏・友兼氏の現役エンジニア3名による、テーマに沿ったトークセッションも実施した。

レアゾンが今回のGIFTechプロジェクトで実施する「次世代ハッカソン」でも行う、たった1人に向けたパーソナライズドサービスを開発する“N1エンジニアリング”と違い、不特定多数に向けたサービス制作の難しさについての話題となると、友兼氏は

「“やらないことをいかに決めるか”ってめちゃくちゃ大事なんです。過去に機能を積み過ぎてしまい、実際に使ってみたら“全然違う”ということがありました。」

と過去の失敗を例に出し、無駄を削ぐことが重要だとコメントした。

また寺田氏は、

「実はこういう機能が必要だったとか、これはいらないよねっていうのをどんどんフィードバックするのは、特に初期の段階では非常に重要かなと思っています。」

とコメント。

実際にカチャカの機能では、当初はライトやLEDが光るロボットを作っていたものの、夜間に使う際に眩しくて絶対に(その機能が)いらなくなる、と制作時のエピソードを交えてフィードバックの重要性を語った。

また、エンジニア同士だけでなく非エンジニアとの共創も重要だ。

友兼氏は、

「事業部から『こういう機能を作って欲しい』という要望を受けても、その機能におけるコストというのは非エンジニアだと分かりにくい。“このままだと検証テストの工数もかかっちゃいますがやりますか?”といったことを相談し、その際に“この方法でも同じことが出来ますよ”と、代替案を出すようにしていますね。」

と、代案を出しているとコメントした。

寺田氏も続き、

「言われたことをただ実装するんじゃなくて、一緒に課題を考えて時には提案するといった、自動化しづらいところを踏み込めるエンジニアっていうのが必要とされているのではないかと思います。」

と語った。

 

「GIFTech ~テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能~」プロジェクト詳細

●参加方法:以下URLからエントリー
https://giftech.io/giftech2024spring/outline/

●対象:
・高校生〜40歳程度のエンジニア
・エンジニアリング経験が一定あること
・本プロジェクトは全て映像化してGIFTech CH(公式Youtube)にアップする為、顔出しがOKな方に限る

●参加費:無料

●開催日時

【GIFTech Academy】
3月16日 MVPの創り方講座
3月17日 MVPワークショップ

【GIFTech Challenge】
開発期間 3月18日〜4月27日
発表日 4月28日


※GIFTechイメージ

 

若い世代の成長格差問題は、IT先進企業と一般企業で広がり、さらに若手世代になる程顕著になっていく。GIFTechプロジェクトはこの成長格差問題に挑戦し、他者と共創し0からサービスを生み出す経験を経て「テクノロジーとモノづくりの楽しさ」を再認識すると共に、情熱や興味を深める体験を提供する。

興味がある方、そしてエントリー対象となっていて自身のスキル・キャリアアップを図りたいという方は、無料で受けることが出来るのでぜひエントリーしてみてはいかがだろうか。

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